○●○●○●○●○● 2014.2.10.
<応援団 NO.164>
自主勉強と宿題と…
漢字ドリル、計算ドリルの宿題が多いですよね。
ときどき「自主勉強」というのも聞きます。
高学年になると、
先生から出される宿題以外に
自主勉強という名の「宿題」があったりします。
聞いてみると
「週に1回出す」「毎日する」など、
やり方は、担任の先生の
「自主勉強」のとらえ方によって
違ってくるようですね。
塾でも宿題が全部終わった後
「あとは、自主勉強だけ」
「何しようかな?」という声をよく聞きます。
私は、20年の教職のなかで、
「自主勉強の宿題」は、
あまり出したことはありませんでした。
これは、「宿題の出し方」については、
それこそ担任の先生の方針、やり方によって
違ってくることが多い、ということであって、
言ってしまえば
担任の先生の「好み」ということである
というわけだからだと思います。
「自主勉強」のことや
「宿題」についての話ももっと語りたいところでありますが、
それはまた後日へ送ろうと思います。
今、現実に
「自主勉強」の宿題のある子たちに、
「自主勉強」をどうとらえ、
どんなことをすればよいか、など
少し例をあげてみたいと思います。
<自主勉強とは?>
●宿題と同じで、これは先生との約束です。
毎日でも週1回でも、
1ページだけでもいいので、
「(期限に)必ず提出する」ということが大事です。
そういう習慣をつけさせたい、という
先生のねらいがあるからです。
成績でいえば、「興味・関心の態度」の部分に大きく影響します。
<今習っているところの復習としての、よくある自主勉強>
●漢字ドリルの10題、または20題をノートに書く。
できれば大きく、縦書きで書く。
●計算ドリルを1ページやる。
答え合わせもして、直しも必ずやる。
●日記を書く。
自分が思ったことや考えていることなどを
書けるといいですね。。
その日にあった出来事を
先生に教えるつもりで書いてもいいでしょう。
<少し力をいれて取り組んでみる自主勉強>
●新出漢字の成り立ちなどを
辞典で調べて、ノートに写す。
●以前にやったテストで
まちがったところを取り出してきて、
自分がどこでつまづき、
どこをどんなふうにまちがえたのかを
自分で解説する。
●理科のまとめのところなどを
色も付けて写す。自分の考えも書けるとよい。
●47都道府県名を、すべて漢字で書く。
県庁所在地も並べて書くとベスト!
●国語の教科書で、今習っているところを視写する。
●新聞の記事で、
気になるものや自分の好きなことについて
スクラップをし、感想などを書く。
●自分の好きなこと(趣味やスポーツなど)について、
ルールや歴史など詳しく解説する。
●漫画の模写をする。
描いてみての感想などを書くと許されるかな?
●分度器、コンパスを使って図形を描く。
垂直・平行など三角定規の使い方を解説する。
●・・・
●・・・(その他、いろいろ)
まだまだ工夫すれば、いっぱいでてきそうです。
それは、その子その子の得意なこと好きなことが違うように、
自主勉強もいろんなことが工夫できると思います。
担任の先生も
本当は「その子らしい自主勉強」を見てみたいと思っていることでしょう。
上記のような自主勉強は、
子どもたちにとっては
なかなか思い浮かばないのではないでしょうか?
それで結局
「漢字3つ書いて終わり」になってしまうのではないかと思います。
それは自主勉強の指導が
きちんと伝わっているのかどうか、
ということにあると私は思います。
「こういうことをするといいね♪」
という担任の先生のねらい・思い・願いが、
子どもにちゃんと伝わっているのかな、
とちょっと思ってしまいます。
(きちんとしてみえる先生もみえますが)
それでも子どもたちは、
やっていかなければなりません。
それは現実です。
そこで、上記の記述を参考に、
大人からちょっとヒントをあげてはいかがでしょう。
「そんなんは、自主勉と違うで~!」
と声が返ってきそうですが、
地道に声かけを続けましょう!
そこんところも「大人の根気」が大事になってくると思います。
そこは、ふんばりどころ。
塾でも少しずつ声をかけていこうと思います。
きっと長い道のりになるでしょうが、
いっしょにがんばりましょう!
(「…もう3学期なんやけど」)
(「学年あがってもあるかもしれんやん!」)
(…つぶやき)
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<応援団 NO.164>
自主勉強と宿題と…
漢字ドリル、計算ドリルの宿題が多いですよね。
ときどき「自主勉強」というのも聞きます。
高学年になると、
先生から出される宿題以外に
自主勉強という名の「宿題」があったりします。
聞いてみると
「週に1回出す」「毎日する」など、
やり方は、担任の先生の
「自主勉強」のとらえ方によって
違ってくるようですね。
塾でも宿題が全部終わった後
「あとは、自主勉強だけ」
「何しようかな?」という声をよく聞きます。
私は、20年の教職のなかで、
「自主勉強の宿題」は、
あまり出したことはありませんでした。
これは、「宿題の出し方」については、
それこそ担任の先生の方針、やり方によって
違ってくることが多い、ということであって、
言ってしまえば
担任の先生の「好み」ということである
というわけだからだと思います。
「自主勉強」のことや
「宿題」についての話ももっと語りたいところでありますが、
それはまた後日へ送ろうと思います。
今、現実に
「自主勉強」の宿題のある子たちに、
「自主勉強」をどうとらえ、
どんなことをすればよいか、など
少し例をあげてみたいと思います。
<自主勉強とは?>
●宿題と同じで、これは先生との約束です。
毎日でも週1回でも、
1ページだけでもいいので、
「(期限に)必ず提出する」ということが大事です。
そういう習慣をつけさせたい、という
先生のねらいがあるからです。
成績でいえば、「興味・関心の態度」の部分に大きく影響します。
<今習っているところの復習としての、よくある自主勉強>
●漢字ドリルの10題、または20題をノートに書く。
できれば大きく、縦書きで書く。
●計算ドリルを1ページやる。
答え合わせもして、直しも必ずやる。
●日記を書く。
自分が思ったことや考えていることなどを
書けるといいですね。。
その日にあった出来事を
先生に教えるつもりで書いてもいいでしょう。
<少し力をいれて取り組んでみる自主勉強>
●新出漢字の成り立ちなどを
辞典で調べて、ノートに写す。
●以前にやったテストで
まちがったところを取り出してきて、
自分がどこでつまづき、
どこをどんなふうにまちがえたのかを
自分で解説する。
●理科のまとめのところなどを
色も付けて写す。自分の考えも書けるとよい。
●47都道府県名を、すべて漢字で書く。
県庁所在地も並べて書くとベスト!
●国語の教科書で、今習っているところを視写する。
●新聞の記事で、
気になるものや自分の好きなことについて
スクラップをし、感想などを書く。
●自分の好きなこと(趣味やスポーツなど)について、
ルールや歴史など詳しく解説する。
●漫画の模写をする。
描いてみての感想などを書くと許されるかな?
●分度器、コンパスを使って図形を描く。
垂直・平行など三角定規の使い方を解説する。
●・・・
●・・・(その他、いろいろ)
まだまだ工夫すれば、いっぱいでてきそうです。
それは、その子その子の得意なこと好きなことが違うように、
自主勉強もいろんなことが工夫できると思います。
担任の先生も
本当は「その子らしい自主勉強」を見てみたいと思っていることでしょう。
上記のような自主勉強は、
子どもたちにとっては
なかなか思い浮かばないのではないでしょうか?
それで結局
「漢字3つ書いて終わり」になってしまうのではないかと思います。
それは自主勉強の指導が
きちんと伝わっているのかどうか、
ということにあると私は思います。
「こういうことをするといいね♪」
という担任の先生のねらい・思い・願いが、
子どもにちゃんと伝わっているのかな、
とちょっと思ってしまいます。
(きちんとしてみえる先生もみえますが)
それでも子どもたちは、
やっていかなければなりません。
それは現実です。
そこで、上記の記述を参考に、
大人からちょっとヒントをあげてはいかがでしょう。
「そんなんは、自主勉と違うで~!」
と声が返ってきそうですが、
地道に声かけを続けましょう!
そこんところも「大人の根気」が大事になってくると思います。
そこは、ふんばりどころ。
塾でも少しずつ声をかけていこうと思います。
きっと長い道のりになるでしょうが、
いっしょにがんばりましょう!
(「…もう3学期なんやけど」)
(「学年あがってもあるかもしれんやん!」)
(…つぶやき)
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