がんばり塾・ブログ通信☆大応援団-タイトル





第3回 「親ごころ 」






がんばり塾・ブログ通信☆大応援団-謙・政宗02





梵天丸(のちの伊達政宗)は、時宗丸と虎哉和尚の教えを受けている。



和尚が一輪の花を二人に見せる。

「この花は、何か?」

「桔梗にございます」

「この花は、何色か?」

「紫にございます」

「その通り!では、目を閉じられよ」


そして、和尚は、花をちぎってふところへかくす。


「この花の色は、何色か?」

と尋ねる。

目を閉じたままの二人は答える。

「紫にございます」

「なぜじゃ?」

「桔梗は紫にございます」



「ばかもの!自分の目で確かめもせず、なぜ紫などと申した!」

「このたわけもの!」

と一喝する。

その声に驚いて、目を開ける二人・・・。







しかし、

梵天丸は、そこでもう一度目を閉じて、

「見えまする。心の眼で見れば、花は見えまする!」





さすがの和尚も、この答えには感心・・・。

「若の心には花が見えておるというのか・・・」

「心の眼を大事になされい・・・」









武芸では時宗丸に勝てなかった梵天丸も

学問では、時宗丸に勝っていたという・・・。





$がんばり塾・ブログ通信☆大応援団-「心の眼」01





心の眼・・・



幼少の頃から、政宗に備わっていたもののひとつであろう・・・。




その「心の眼」は、

「先見の明」を持つ

のちの伊達政宗には欠かすことのできない才能であり、

一国の城主に必要不可欠な心持ちであったのだろう・・・。






隻眼ならではの発言と思うと奥が深い・・・。








そんな「眼」を持つことができたなら・・・。










そんな「心の眼」を育てていきたいものである・・・。










(o^-')b








$がんばり塾・ブログ通信☆大応援団-「心の眼」02



隻眼ゆえの「もうひとつの眼」・・・。











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