「速読」に走りすぎたことをふりかえり、

反省をした3年前の記事です。


応援団にも載せて、伝えた原稿でした。




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(2007年11月14日水曜日の記事です)



大切にしたいこと




ここのところ、自分自身が、

「読み取る力」「読書の大切さ」について、

ずいぶん声を大きくして言ってきましたが、

ここでちょっと「それでいいのかな?」という気持ちもあって

、振り返ってみたいと思います。


確かに、「速読」などのスキルに走りたくはなるけれども、

果たして塾としてそれでいいのか。

私自身が大切にしてきたことは、

大事にしたいと思ってきたのは、

そういう「スキル」的なものであったのかどうかということです。

私は、「読み取る力をつけたい」ということ一心に自分だけで走り過ぎてはいなかったか。

と、ちょっと反省しています。



子どもたちが、何を求めて「がんばり塾」へ来ているのか。

パソコンが読んでくれるなら私じゃなくてもできる・・・。

そんな一番大事なことを忘れ、

ただ「読み取る力をつけたいから」

「読書好きになるから」ということで

「パソコンでの読書」を奨励していたのではないかと、

ふと考えさせられました。


「いいものはいい」・・・。

しかし、それは、子どもと教える私との関係なしには

やはり考えることはできないということに気付かず、

なんか突っ走ってしまっていたような気がしてなりません。


おうちの方のお声も聞きながら、

「今、この子に大切なこと」を、

「今いっしょにいる時間を大事にしながら、

いっしょに課題に向かっていく」・・・。



宿題、漢字、計算。

このことなしには、「がんばり塾」としては成り立たない。

「がんばり塾」だからこそできること、みたいなものを

もっと大事にしていかないといけないなぁと思うにいたりました、

この一ヶ月ほどで、さらに・・・。



大切にしたいこと、

この子どもといっしょに積み上げてきたことを大切にしながら、

プラス「もっとさらに力をつけるために」、

いろいろな方法、やりかたがあるんだなということに、

やっと気がつきました。



「一歩ずつ、子どもたちといっしょに歩いていこう」

と思って始めたときの気持ちを、もう一度思い返して、

言い聞かせながら、これからも続けていきたいなと思っています。



「初心、忘るべからず」


・・・「がんばり塾」も一月で一周年になります。

よくここまで続けてこれたなぁと改めて、

子どもたちに、保護者のみなさんに感謝しています。

これからも、よろしくお願いします。



応援団長より




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がんばり塾を始めて、

今度の1月でちょうど5年になります。


その間、

たくさんの子どもたち、保護者の皆さんとかかわってきました。


病みあがりの私に、

元気と勇気とエネルギーをいっぱいいただきました!

私から、その「お返し」ができているのかどうか、

それは、子どもたちと保護者の方々におまかせすることにして、

一日一日を大切に、「初心」を忘れずに、

目の前の子どもたちといっしょに

これからもがんばっていきたいな、と

あらためて思いました。



あわてず、

あせらず、

ゆっくりと、

一歩ずつ歩んでいきたいと思います。






(o^-')b







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