悩みの原因、というよりひとつの要因として、ダブルバインドと言われている考え方があります。
AIに聞いてみると、
ダブルバインドとは、矛盾した二つのメッセージを同時に受け取ることで、心理的なストレスを感じたり、混乱したりすることを指します。
例:
- 上司から「わからないことがあればすぐに聞いて」と言われたにも関わらず、実際に聞きに行くと「それくらいのことは自分で考えよう」と言われてしまう。
- 親から「もっと自立しなさい」と言われたにも関わらず、いざ自立しようとすると「親の言うことを聞かないのか」と言われてしまう。
- 恋人から「もっと愛情表現をしてほしい」と言われたにも関わらず、愛情表現をすると「重い」と言われてしまう。
これらの例のように、どちらの選択肢を選んでも相手を満足させることができず、常に罪悪感や不安感を感じてしまう状態がダブルバインドです。
ある程度大人になってくると、具体的な意味で言っているのか、抽象的な意味で言っているのかの判断もできてくるようになってくると考えていますが、過去に言われたことで、本人には当たり前すぎてわからなくなっていることがあると感じています。
例えば、親から安定した仕事について、地道にコツコツとやっていくのが幸せだと繰り返し聞かされてくれば、その考えが当たり前すぎて他の選択肢があっても選ぶことができない。
他の意見を最初から無視したり、攻撃したくなったりします。
その意見が自分から出ていたとしてもです。
特に自分の信じているものが、揺らぎそうになると、こんな自分ではダメだとか、自分は理解してもらえないと落ち込んだり、攻撃したくなります。
そんな時に問題の原因を、外側に探している間は見つけることができません。
見つかったと考えていても、都合に合うように解釈しているだけです。
古代エジプト人が"最近の若者はけしからん"と言った」という俗説がありますが、
老害が〜とか、言っているうちはわからない。
それがあってもなくてもあなたには関係ないですから。
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