コーチングを学び始めた頃、一生懸命質問を考えたり質問集みたいなものを覚えようとしていました。
そんな当時の自分を否定する気も間違っていたという気もないのですが、それは一生懸命覚えようとしてきたからこそ、理解できたこともあると考えているからです。
個人的なおすすめは質問などいっぱい考えて、忘れてしまう・・・です。
僕が考えるコーチに必要な能力の1つは、目の前の相手の可能性を限定しないことです。
例えば、僕がクライアントだとして目の前に現れた時に、河合克人という人として見るか1人の人として見ているかと聞かれた時どうでしょうか?
河合克人という前提を置いた時、可能性を限定してしまうと僕は考えます。
この人は男性で50歳でこんな傾向があって、など。
今、目の前にいる方に100%向き合おうとした時に邪魔になります。
質問も同じです、事前にこの時はこんな質問、この悩みにはこの質問・・・
ご自身がそのように扱われたらどう感じますか?僕はそんなコーチは嫌だと感じてしまいます。
最近よく”今ここ”と聞くことがありますが、相手との向き合いが100%に近づけば近づくほど、そうしようとすることなく今ここにいます。
相手の発している表情や音・言葉など向き合った時に、自然と私の内側から出てきた質問を聞いてみる、その時の質問は今まで言ったことない質問かもしれないし、勉強して覚えた質問かもしれない。
それは自分の可能性も限定しないことにも繋がります。
興味あれば聞いてください
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