相変わらず話題豊富なすずめの戸締まり。
自分はやっぱり何となく見れなかった。
凄く見たいのに何故か躊躇してしまう。
YouTube上では本当に沢山の方々が解説動画を出していて、これらを見るだけで映画を観たような気分になってしまう。
その中の一つがこんな感じだ。
まあ、個人それぞれの感想なり解説なので千差万別だが概ねこんな感じだ。
これを踏まえて、以前NHK盛岡「おばんですいわて」という番組内で新海誠監督のインタビューがあった。
これによると、この「すずめの戸締まり」に出てくる鈴芽が他人ではないとさえ思えてくる。
ところで、織笠大橋袂に新しく設置された展望台がある。
太平洋に向かって湾口が開いてその手前には山田町のシンボルとも言える大島小島が鎮座する山田の代表的な風景が望める。
そこに一枚の扉が建った。
地元の建具屋さんがあの映画に出てくる扉をモチーフに作ったのだそうだ。
リアルに再現されているが著作権は大丈夫なのだろうかと心配してしまう。
劇中に出てくる「うしろ戸」とは、その扉が開かれると災いがあって、それを戸締まりするというのが物語の大きなテーマになっている。
つまり、あの扉の向こうには災いがあるのだ。
この扉の向こうは山田湾なわけで、山田湾における災いとは津波を連想してしまう。
そもそも「うしろ戸」とは何ぞやとGoogle先生に訊いてみるとこう出ている
映画の娯楽的なものとは裏腹に宗教的な意味合いの物らしい。
調べてみるといろいろと出ているので面白いは面白いのだが俗世間とあの世の境ともとれる。
映画を観ていないのにこんな事をいうのは甚だ遺憾で、解釈が間違っていたらお詫び申し上げる。
せっかく観光名所にと設置して頂いて申し訳ないがまた津波に流されろというのか⁉️
もはや安直としか思えない。
それよりは劇中に織笠駅が登場するので新海誠監督をお呼びして聖地巡礼お散歩会とかお話し会とかを催した方がよほど気が利いていると思うが・・・