翌朝。

何となく自然と目が覚めた。

仕事ではない完全な休日なのに、

なぜ早起き出来るのかが不思議だよね。

家のベッドだったら、夕方まで寝てると

思う。てか、寝られる自信がある。

てか、自信しかない。



時刻は7時半くらい。

朝食を食べに大広間に行くのに、

私服で行くか浴衣で行くか、で少々悩む。

結局、浴衣のはだけを直して浴衣でGO。


食事処の大広間は、昨晩以上に

わちゃわちゃ人がいた。

その中を掻い潜り、朝食をゲット。

もちろん、朝食もバイキングスタイル。

とりわけ、朝食っぽいモノを

片っ端からゲットした。



右から、味噌汁、おかゆ、牛乳、

オレンジジュース、冷奴、温泉たまご、

バターロールパン、クロワッサン、

焼きベーコン、玉子焼き、焼き鮭、

ウインナー、フルーツポンチ、

ヨーグルト(ブルーベリーソース)、

コーンスープというラインナップ。

バランスも何も、あったモンじゃないね。

まだまだいろいろあったけど、あまり

食べ過ぎて動けなくなっても困るし、

この後の美味いモンにありつけなくなる

のも困るしね。

とりあえず、コレにシメのコーヒーを

足して、朝食を食べた。


朝食終了時間ギリギリの9時までいた。

その時、相棒に

「かぶちゃん村に行ってみよう」

と言われた。

『何だ? かぶちゃん村って?』

と思ったけど、よくよく思い出して

みたら、夕べ相棒が眠そうな眼をしながら

何か調べものをしていて、その時に、

かぶちゃん村がどうのこうのとか

言ってた気がする。

てか、そもそも『かぶちゃん』って

誰やねん?


まあとりあえず、かぶちゃん村に行く

ことが決まったので、さっそくお着替え。

部屋に戻ると、既に布団がない。

着替えを済ませて荷物を纏めてから、

最後にもう1度、窓から阿智川を見る。








よし、出発だ!


フロントで精算を済ませ、駐車場に

向かい、荷物を積み込んで車に乗り込む。

エンジンをかけ、カーナビに

『かぶちゃん村』を入力した。

それまでの間、駐車場の出口で

お見送りのおじさんがいたことに

駐車場を出る時に気付いた。

何とも丁寧。何とも律儀。

おじさん、ありがとうございました。

お世話になりました。

また来ます!



さて。

昼神温泉郷を出て、国道256号線を

飯田市方面へと進む。

やがて、国道153号線へ合流。

そこで、ふと思う。

『あれ? そういえば朝風呂は?』

相棒は、なぜか、かぶちゃん村に

意識が行ってるみたいだ。

まあいいか。

153号線を進むと、カーナビから

右折の案内が。そこには、かぶちゃん村の

看板があった。

何だか、地元住民しか行かないような

道だけど、大丈夫かいな?

まあでも、カーナビも言ってるし

看板もあったし、時間もあるし、

騙されたと思って行ってみるか。



ナビの案内通りに怪しい地元道を

進んで行くと、いきなりありました!








伊那谷道中 かぶちゃん村


駐車場は、観光バスのエリアはガラガラに

空いていたけど、マイカーのエリアは

50台くらい駐車してある。

失礼だけど、意外と人がいるじゃん。

車のナンバーは、7割が中部・東海地方の

ナンバーだね。


車を降りて、最初に目にしたのがコレ。




ちょっと中途半端になっちゃったけど、

エア-で膨らんだ何かの建物。

たぶん子供用の何か。

で、反対側にはコレ。



駐車場に併設されていたお食事処と

物販店。ここいらはまだ有料エリアでは

ないのです。

では、村の入口をくぐって村内へGO。


・・・と、言いたいけど、村内の写真の

枚数が、あまりにも多いので、

この続きは、その⑦で。




というわけで、その⑦につづく・・・。


(。・ω・。)ゞ