しかも、総理大臣をやってるとかなんとか・・・( ̄▽ ̄;)

 

 えー、ところで先日『彼が読んでいるのは本当に経済学の教科書なのだろうか?!』と題する記事を書いて、冒頭に・・・

 

もしかしたら、『AKBの経済学』とか

そんな感じの本なんじゃないだろうか?!∑(_□_;)ii 

 

と書いておいたのですが、コメント欄に秀逸な書き込みが・・・


BKD

>もしかしたら、『AKBの経済学』とか
そんな感じの本なんじゃないだろうか?

彼らの学んだのは「BKD(売国奴)の経済学」です。
sai 2018-02-06 12:17:55

 

 いやはや、これは一本取られましたね 笑(ノ∀`)

 

 それから、コメント欄では他にこんな書き込みも・・・


無題

ピカティは給与が増えて外食も増えたと言ってるけど、外食率と食の外部化率の推移を見ると大して寄与していないと思うのですが、どうでしょう?

http://anan-zaidan.or.jp/data/

外食率と食の外部化率の推移
http://anan-zaidan.or.jp/data/2017-1-3.xls
yy19790909 2018-02-05 16:00:10

 

 2つ目のURLでは、エクセルで外食率の変化が書かれているのですが、こちらの毎日新聞に書かれていた記事中のグラフを見ると、明らかに消費税を増税した2014年から急増してるんですね。

 

『エンゲル係数 29年ぶりの高水準 16年25.8%』

 

 

ですが、先のエクセルの外食率のデータを見ると・・・

 

 

確かに、2013年(平成25年)から2014年(平成26年)以降にかけて僅かに外食率は上昇しているものの、到底2年間で約2%もエンゲル係数を押し上げるほどに変化しているとは言えない。安倍首相の「ライフスタイルの変化云々」の答弁が単なる言い訳のための誤魔化しに過ぎないのはもちろんですが、同時に、それを追認するような学者やジャーナリストの意見も全く何の根拠もないデタラメであり、単に政権を擁護するためにでっち上げた架空の仮説、要はデマ情報に過ぎないワケです。

 

 ちなみにコチラの記事にはソウルメイトさんもコメントしてくれていて・・・


無題

 緊縮財政に反対し、積極的財政支出の有用性と必要性を世に広めるための戦略と実践が不可欠だとのご主張はまことにその通りだと思います。

 なにしろ、誰がどういう絵を書いて実行したのかまでは知りませんが、国の借金説、公共工事・公共投資不要説は嫌と言うほど世の中に広まって、広まるだけではなくて、深く浸透してしまっていますからね。

 これを覆すのは容易なとではないし、なまなかなやり方で、たとえば積極的財政支出の有効性と有用性、必要性について本を書いて出版するくらいではどうにもならないと思います。

 たびたび、ブログにも書き、人様のブログでもコメントさせていただいておりますが、西欧の左翼は、反緊縮で大衆を動員することに成功し、侮り難い勢力を形成しつつありますからね。日本も西欧もエスタブリッシュメントおよび政治・経済のメインストリームは緊縮財政政策で一致しているんだから、それに対抗しようと思えば、大衆を動員するしかないと思います。

 ところが、日本の貧困支援や非正規雇用者のための労働組合運動なんかが大同団結して反緊縮で足並みを揃えるということがない。これは、きわめて深刻な事態だと思います。おそら日本の左翼が非力で、そのやり方もわらないし、本気でやろうとも思っていないからなんじゃないかとも思いますが、この日本という国と日本人の行く末を深く憂える者としては、左翼にできないなら自分たちがやってやろうじゃないか、と思い定めるしかないんじゃないかと思いますね。
ソウルメイト 2018-02-05 17:44:26

 

とあるのですが、なんとなくこのコメントを読んで思い出したのが、藤井聡さんがあるネット上にアップされた音声の中で、「日本の学者は海外の学者と比較して、真剣に真理を追究していくような真摯さや能力に欠けている傾向があるのではないか?」というようなことを言っていたことです。

 

 要は、真理を追究しようという姿勢が無ければ、いとも簡単に学者も評論家も御用学者、御用評論家へと堕するということなのですが、なんというか、やたらとメディアや評論家が政権の御用聞きと化すのは何も、その裏に巨悪と陰謀が渦巻いているからではなく、単に仕事が欲しかったり目立ちたがったりしたいのだけど真っ当に評価されるだけの実力を持たない5流学者や5流評論家が世の中に溢れかえっていて、そういう連中に少しアメでも与えてやれば簡単に飛びついて、いくらでもデータも真実も解釈も捻じ曲げて資本や政治権力に都合の良い情報を垂れ流してくれるというワケです。

 

 まあ、データや解釈を無理やり捻じ曲げて、デタラメだらけの自説を披露するバカ学者やら、一冊もその人物の書籍を読んだことすらないのに、故人となった老大家の追悼TV番組に出演してこれまたバカなどうしようもない自説を得々と披露するモジャ毛バカやらが跋扈するような世の中ですからね。クソしかいないけどしょうがない。

 

 藤井聡さんは「危機の時代には「基準=クライテリオン」が必要である!!」と述べて新雑誌たる第二期『表現者』をスタートしたワケですが、そもそも「基準」そのものを評価する「メタ基準」なるものが、漠然としたものであるけども存在しており、なおかつその社会のデフォルトの評価価値たる「メタ基準」が腐りきっているのだからどうしようもない。

 

 アレコレ批判してはいるものの、結局腐り切った基準の中にズブズブに埋もれ込んでいくか、そこから隔絶して引きこもるかしかないのかなーとか思ったり・・・。

 

 

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