滑舌のユニークな点は、良いと悪いがあることです。どうしてこれがユニークかというと、言葉を発する目的は、ある内容を他人に伝えることです!!
つまり滑舌が悪くても、内容は他人に伝わります。滑舌の良し悪しは「内容を伝える」という目的になんら関係しないのです。
専門用語としての「滑舌が悪い原因」の定義は、「舌の回りがよいこと」となります。また「アナウンサーや俳優が口の動きを滑らかにする発音の練習」という説明もあり ます。この定義は理解しやすいです。
アナウンサーは「滑舌が良い」人、口ごもってしまう人は「滑舌が悪い」人、ということなんです!!
滑舌が悪い人は、特定の「文字」が発音できないことがあります。大まかに3つのタイプに分かれます。
「悪い滑舌」と「ろれつが回らない状態」の区別は難しいのですが、単純化すると、「アルコールに酔った状態」が「ろれつが回らない状態」と考えてよいでしょう。
「ろれつが回らない状態」とは、話す気持ちと話す能力があるにもかかわらず、うまく言葉にできない症状をいいます。アルコールの過剰摂取の場合は、脳の「話す機能」が障害され、「舌」や「あご」などの連携が乱れ、言葉を作れなくなるのです。