3月30日(水曜日)
今出川通りの同志社大学まで送ってもらい京都御苑へ
旧近衛邸跡の糸桜この糸桜は有名で、
『義満の花の御所に確実にあった花がある。それは糸桜(枝垂れ桜)で、義満が花の御所を造営していた際の永和4(1378)年3月28日、近衛道嗣の日記『愚管記』には、義満が近衛邸の庭から糸桜の小木を所望した旨の記事がある(近衛通隆「近衛第趾に就いて」『歴史地理』86-2、1955年)。近衛邸の糸桜は大変有名で、洛中洛外図屏風(歴博甲本)にも描かれているが、その「小木」が花の御所に移植されているのである。苗木、ということであろうか。
この糸桜がその後どうなったかは定かでない。洛中洛外図の将軍邸(歴博甲本の「柳の御所」と、それ以降の再建された「花の御所」)には糸桜と特定できるようなものはないようなので、最初の花の御所が荒廃した際に枯れたのであろうか、16世紀半ばまでは、残っていなかったのかもしれない。』
池の前の糸桜は三分咲きってとこかな・・・
この糸桜は五分咲きってとこかな・・・
2本は今週木・金辺り満開に近い状態だと思われる