11月13日(土曜日)
常陸太田市役所に行き、佐竹氏資料を聞く
佐竹寺
真言宗豊山派の寺。山号は妙福山、院号は明音院。本尊は十一面観音。坂東三十三観音霊場の二十二番札所。
寺記によれば807年徳一の開創とされるが、『坂東霊場記』では985年に板東巡礼中の花山院が、随行の元蜜上人に聖徳太子作の十一面観音像を与えて建立させたとされている。建立当時は観音寺と呼ばれた。
源義光の孫の昌義は、寺領を寄進し祈願所とした。1543年に兵火により焼失するが、1546年に佐竹義昭が舞鶴城(太田城)の鬼門除けとして現在地に再建した。最盛期には六支院と三ヶ坊を有したが、関ヶ原の合戦の後、佐竹氏が出羽に移封されたことにより衰退した。
本堂は国の重要文化財。
![四郎勝頼の京都祇園日記-佐竹寺](https://stat.ameba.jp/user_images/20101031/00/katsuyori/de/51/j/t02200132_0400024010830839418.jpg?caw=800)