わが家の早稲アカ生活も、早いものでもうすぐ1年を迎えようとしています。

 

学校の学年でいうと、3年生の1月に新4年生の入塾テストを受け、

 

2月から新4年生として通い始めた早稲アカ。

 

じつは最近知ったのですが、入塾テストが高学年になるほど

 

入りにくくなるのだとか。うちは1年前に受けたからよかったけど・・。

 

 

 

  早稲アカ入塾テストに苦戦する幼なじみ。

 

 

うちの息子は、とっても小さな認可外保育園に通っていました。

 

同学年は7人のみ。ひとりっ子の息子にとって、そこで一緒に育った子たちは

 

男女の垣根を越えて兄弟みたいなもの。

 

 

小学校はみんな違う学校になってしまったけど

 

1年に1度は、いまでもみんなで遊んだりしています。

 

 

去年の9月に個別塾(成績低迷の末、我が家は早稲アカ個人塾も併用し始めた)で

 

その中の1人Sちゃんに、ばったり遭遇。

 

Sちゃんママに何気なくLINEしてみると、

 

「あろうことか入塾テストに落ちちゃって、入塾のために個人塾に通っている」と。

 

 

上のお姉ちゃんは、2つ年上の早稲アカ生。

 

お姉ちゃんも通ってるから、当然4年生の夏からなら入れるものだと思ってたとのこと。

 

 

お姉ちゃんの時に比べて、カリキュラムの進みも早く、

 

4年の夏時点で入塾にこんなに苦戦するとは思わなかったのだそうだ。

 

ちょっとびっくりする私。Sちゃんはとっても活発な女の子で、

 

本当にノリがよくて、私からみてもとても機転の効く、

 

知恵があるなと昔からおもっている子。

 

 

そんな子をもってしても入塾できないとは、、

 

つくづく4年になるタイミングで入塾させておいてよかったと実感しました。

 

ただそれは「受験」という基準で考えた場合。

 

 

 

  受験ノウハウになれるより、もっと大切なものって沢山ある。

 

 

と改めてSちゃんを見ていると強く感じてしまうんですよね。

 

これからの時代、どうなるかわからないし、

 

いい学校ってどんな学校を指すのか、親世代が決めた学校基準で選んだ学校が

 

その子の潜在能力を高めてくれるとも限らない。

 

 

画一的な受験勉強をさせることだけが、正解じゃないと。

 

 

でも私たちには正解なんてわからない。

 

そしてたぶん、どの道を選んでも正解なんてなくって、

 

子供たちの将来にどうしたら、どんな道を選択したら、幸せに近づけるのかもわからない。

 

 

Sちゃんと話すとガハハと笑いながら、

 

「私がんばってんだけどさ、早稲アカがさ、入れてくんないんだよ、まったく」

 

「1回目の入塾テストで算数悪くて、算数だけがんばったら、
     今度は国語が悪くなって入れないんだよ。ガハハハ」

 

と言ってのける。もうなんだか爽快なわけである。

 

 

40年ちょい生きてきている私からしても、この子は受験勉強という小さな枠組みには

 

フィットしないかもしれないけど、末は広い広い未来を感じる。

 

この精神力とポジティブ力。うちの男児にも見習ってほしいし、

 

うちの子の友達にこんな豪快な女子がいて、本当にありがたい。

 

 

 

入塾テストのチャンスはあと1回なんだそう。

 

それでもSちゃんはどうしても早稲アカにいきたいらしい。

 

 

 

  5年生を迎える今、うちは受験の道を選んだと、改めて思う。

 

ますます加速する早稲アカの授業内容、そして難解度を極める習熟内容。

 

人によっては受験なんてしなくてもいい、という人だっている。

 

でも、うちは受験の道を選んだ。それが全て。ここを疑っちゃいけない。

 

 

サッカーや野球を一生懸命やらせたい親もいるように

 

受験というゴールに向かって、突っ走って、そして併走する。

 

これがうちの選んだ道。

 

 

さてさて、息子と我が家の早稲アカ生活は

 

いよいよ5年生に向けて動き出します。