4年生の2学期を迎えた今、

 

我が家のひとり息子は、変わらず早稲アカに通っています。

 

それなりにがんばってはいる、、つもりでした。

 

電話をいただくまでは。。

  

実は組み分けテスト、2回の失敗によりクラス下降。

 

まさかのAクラスに。。通っている方はご存知でしょうが、

 

Aという名の最下位クラス・・💦

 

  月曜の夕方、宣告の電話がかかってきた

 

組み分けテスト明け、2週目の月曜日。

 

今回はギリギリセーフだったのかと

 

安堵をしていたのも束の間、ケータイが鳴りました。

 

 

「もしもし」

 

「早稲アカ◯◯校の××ですが・・・ご存知かとは思いますが、

 

2回連続、Bクラスに及ばない成績でしたので、Aクラスに移動になります」

 

「・・・・そうですか。やっぱり」

 

 

その週は、ちょうど月曜の朝から、夫は長期出張。

 

今日から10日間くらい、私が息子の塾の宿題もみることになる。

 

と思っていた矢先に死刑宣告にも似た塾長からの電話。

 

(成績下がった生徒みんなに、電話で知らせるんだとすると塾長って大変な仕事ですよね。。)

 

 

 

落胆とともに案の定ね、、という気持ち。

 

そして、どうしたらいいものか、考えあぐねているという話を

 

コンコンと塾長と電話口で30分ほど。

 

 

「やってないわけじゃない。でも、うちの子、

 

 やるまでに時間がかかりすぎて、

 

 まだ勉強を自分ごと化できていないことが

 

 一番の課題な気がするんですよね。」

 

 

から始まった吐露に、塾長に丁寧に付き合っていただいた。

 

で導いた対策が

 

 

 

  計算力と読解力を徹底するために

 

まあ、そりゃそうだよね、というわけです。

 

すべての基礎となる計算力と読解力を今徹底しておかなければ、

 

受験のステージにも上がれない状況。

 

 

やばい、、しかも1週間以上、パパがいない。

 

 

けれど、今までのやり方が違っていたとすると、

 

パパがいないのは絶好のチャンスかもしれない。

 

いま、やり方を変えてリスタートしなければ手遅れになる。

 

 

 

と使命感にも似た母の葛藤。ってか、

 

実際はそんなに悩んでなくて即実行あるのみ、なのですが、

 

 

結論は

 

 

「プロに任せる!!」

 

 

ということ。

 

 

以前学校のお友達のお兄ちゃんで、

 

その学年で唯一「開成」に入学した子がいるのですが、

 

そのお母さんに勉強の秘訣を聞いたところ、あっさり

 

「外注よ、外注。素人の親が見るより、よっぽど効率的」

 

と爽やかに言い切った姿が思い出されたのです。

 

 

もはや藁をもすがる思いの母は、この言葉を頼りに、

 

早速、個別家庭教師だ!!と思ったら、

 

 

家庭教師って、高い!じつに高い!!

 

いまからこんなに投資していたら後がない。

 

そこで、現実的に考えた結果、 

 

 

 

  早稲アカ、個別指導の併用コースへ。 

 

まずは宣告の電話を受けた翌々日から体験授業を受けることに。

 

 

「オレ、絶対、個別なんていきたくない!

 

 先生と二人きりなんて絶対ヤダ!」というムスコ。

 

 

「塾長がまずは行ってみてというから」と

 

 構わず人のせいにして、実際はそんなこと言われてないけど

 

 ムスコにもはや行かなきゃいけない、を納得させるために

 

 多少の嘘をついて、連れて行ったわけです。

 

 

その週の単元をまずは家で一通りやらせて、

 

わからないとこに付箋をつけて、個別指導の先生に託しました。

 

 

で、90分後、教室を出てきたムスコ。

 

むむっ??なんだか顔が晴れ晴れしてる。なぜ??

 

あんなに嫌がってたはずだが、、

 

 

 

「オレ、ここ通う!」の一言。

 

 

先生が言うには「勉強するしかない、という状況で、

 

やってみたら、実は意外とできたようで、算数の計算なんか

 

楽しくといていましたよ」とのこと。

 

 

お??

 

 

いつもやはり父の圧力が強すぎて萎縮していたのだろうか。

 

こんなこと言ったら夫に申し訳ないけど、最近ちょっと

 

やりすぎなんじゃないか、と感じてた。勉強やるやらないの前に、

 

間違えたら怒られる、という思いが強かったんじゃないだろうか。

 

 

そしてその結果なのか、なんなのか、

 

 

  カリキュラテストで、今までにない上昇っぷり。

 

 

組み分けテストではないので、なんとも言えないけれど、

 

先日のカリキュラムテストでは今までにない好成績。

 

もちろん、Aクラス内での成績ランクなので、そりゃそう感もある・・。

 

 

夫の出張が、いいタイミングであったのかもしれない。

 

 

勉強ができないのはやり方が違うから。

 

やり方に固執せず、どんどん新しいやり方で

 

彼の能力を少しでも伸ばす法方を親が模索できればと思う。

 

 

そして5年生までに自分にとってフィットする勉強の仕方をみつければ、

 

あるときこんがらがった紐が一本に繋がるように

 

スーッと闇が広がることを願いたいと思う。

 

 

まだまだ受験には時間がある。

 

もう落ちるとこまで落ちた。ここからが本番。

 

落ちたことにいつまでもなぜだろうと思ってたって

 

しょうがない。たぶん一番心に感じるものがあったのはムスコだろうから。

 

 

今までお友達と仲良くやっていたBクラスから、

 

ひとりだけAクラスに落ちて味わう屈辱感

 

そう屈辱感といった感情を少しでも持ってくれたのじゃないだろうか。

 

 

初めてAクラスを受けて帰ってきた息子の感想は

 

「簡単すぎてつまらなかった・・」

 

 

そう、そうなんだよ、勉強ができるって

 

本来面白いことなんだよ。

 

 

だからね、めげないで頑張って欲しい。

 

私たち親はそのためのサポートを全力でするから。

 

 

と、ちょっと熱くなってしまう母でしたが、

 

個別指導のお金がかかるので、頑張って働かねばーーーーです。

 

 

さてさて、ジェットコースターのように

 

上下下降を繰り返しながら、

 

我が家の早稲アカ生活は続きます。