《お悩み》

「高い声が出ない、どうしたら高い声が出るようになるのか」

そんなお悩みを相談される生徒さんが多いのは否めません。

最近は男性も女性も高い声の歌が流行ってます。例えばofficial髭男ディズムやLISAはすごく高い声ですね。あんな風に高い声で歌えたらカッコいいですよね。


《原因》

高い声が出ない原因としては人により様々な原因がありますが

・生まれつき声が低い

・高い声を出す習慣がない

・高い声は出せないと思い込んでいる

・声帯を閉じる筋肉が弱い

・表情筋、唇、喉、舌、首、肩が硬い

・腹式呼吸、腹式発声が出来ていない

・姿勢が悪い

・鼻の通りが悪い

・体温が低い

などが上げられます。人それぞれ原因が違うので実際のレッスンで原因を突き止めてそれに対応した対処法を教えています。



《対処法&エクササイズ》

高い声を出す方法をお伝えしたいと思います。

よく三日間ですぐに出せるとか、たった1日ですぐに行が出せるとか、そんな情報がよくありますが、それはありえないと思います。今よりも高い声を出せるようになるには、まず高い声を出す習慣を身に付けていく必要があります。最低でも3ヶ月長くて半年1年とかかると思ってください。要するに体質改善だと思ってください


《エクササイズ》

鏡に向かって「自分は高い声が出せる」と自分に言い聞かせてください


・小さな声で裏声を出す。

小さな裏声で発音練習を1日に3回朝昼晩とやってください。結婚式場で新郎新婦を冷やかすようにフー!と言ってみた下さい、それが裏声です。


・エッジボイスで声帯を閉じる筋肉をしっかり強くします。


・首、肩、肩甲骨をゆっくり回して柔らかくほぐします。


・表情筋を柔らかくほぐします。


・リップロールをして唇を柔らかくします。


・舌を出したり引っ込めたり口の中でぐるぐる回したりして柔らかくします


・喉を動かすためにオと発音して喉を下げ、イと発音して喉を上げられるようにし何回か繰り返します


・風船を使ったり、ドッグブレスやロングトーンで腹式呼吸、腹式発声の練習を1日に1回はやってください。


高い声が出しやすい姿勢を自分なりに探してみてください。顎をひいたり出したり、上を向いたり下を向いたり、あるいは首を横に振ってみたりといろいろ試してください。高い声が出しやすい姿勢は個人差があるのです。猫背が原因だったりもします。


・体温が低い人は血流が悪くて高い声が出にくくなっている場合があります。太陽の下で軽くウォーキングをしたりランニングをしたり体操やストレッチ、筋トレをして血流を良くして体温を上げると高い声が出しやすくなる場合があります。






注意事項

・寝起きすぐに声は出さないこと。朝7時位に起きたら午前中は大きな声を出さないこと。


・お腹いっぱいの状態で歌わないこと。歌う前は軽くお菓子をつまむ程度にしてください。


・歌う時はアルコールやカフェインを含む飲み物、お酒、コーヒー、紅茶、ウーロン茶、緑茶、冷たいもの、熱すぎるもの、辛いものは避けましょう。

お酒を飲んで酔っ払って大きな声でしゃべったり笑ったりするのは喉に負担がかかるので気をつけましょう


・よく寝る事。



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通常、腹式呼吸は「吸った時にお腹が膨らみ、吐いた時にお腹がへこむ」ですが、歌の場合はそうではなくて「吐く時もお腹は凹まさない」なのです。


歌う時は首や肩をリラックスさせないといけないのですが吐くたびにいちいちお腹をへこませると上半身にムダな力が入ってしまうからです。


但し、スタッカートやパンチを効かせた声のように瞬発力が必要な時や、ロングトーンでギリギリまで息を絞り出すような時は思いっきりお腹を凹まします。




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ビブラートのトレーニングはドッグブレスを使ってビブラートの練習をします。


ドッグブレスは腹式呼吸の練習、息と声の安定、パンチの効いた発声、会話や歌でブレスし易くなるという効果があります。


お腹が動いている事を感じる、ゆっくりから早く、声を付けてやってみて下さい。


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