自信とは、
自ら持つものではなく、他者から与えられる評価基準である。
自分ではなく、他人が持つ思いだ。
世の中は子供から大人まで何かと自信を持たせようと必死だ。
健康、教育、企業活動etc…
自信というものを狂信的に仕向けられ、植え付けられている。
そもそも人間は自信というものを誰にも持てない、そして持ってはならないという事を知るべきだ。
自信を持とうとする心理は、他人を羨んで比較して自分を優れた人間なのだと思いたがろうとし、傲慢と卑屈を生み出す。
自信は硬直思考だともいえる。
結果、馬鹿げた観念に縛られ人生を前進できなくなってしまう。
その持てるはずのないものを持てずに自信喪失というものに陥ってしまったりしてどうにもならん所にはまりこんでしまっているのだからしょうがない。
人生で大切なひたむきさが自信を持つことで失われてしまう。
そしてこれが悪い意味で常識化していっている。
はじめから自信など持たなければ自信喪失はない。
大切なのは、
自信を持とうとせず、目の前の事にひたむきに打ち込み、創意工夫、改革を繰り返しながら生きること。
それをいつしか他者が見てくれた時に、この人は自信のある生き方だな、と評価した結果、ひとつの評価基準が自信だ。
自信は他人が持つ思い、他人が感じるもの。
自信は他者に主体がなければいけない。
決して自分ではない。
自己の中にあってはいけないものだ。
自己に一番必要なのは、自信ではなくひたむきさなんだ。
全ては今という瞬間に集められる。
自信を持つ という馬鹿げた観念に縛られるな。
自信を持つ という馬鹿げた観念で自分を見失うな。
この世に存在する常識とされているやつを疑ってみよう。
明日は知れず
昨日は過ぎ去りしこと
汝にあるは現在のみ
目の前の壁をぶち壊してやれッ!!