よく、1枚の絵が仕上がる時間を聞かれて
返答に困る事がある

自分は1枚の絵を集中的に描く感じではなく同時進行で進めてる

正月の休みに下地をつくり
それを何度か黒で塗る

それをベースに
毎日書いてるドローイングから選んだ物を
キャンバスに描く

それらを同時進行で進める

キャンバス作品は根気作業にもなるので

新鮮な気持ちを保てるように手が「うっうー」となったら
他のキャンバスに向かい気持ちが変われば
また次に行く

今は大きくても2M位のサイズで
それが作業場兼寝室に引き詰められて

2年位で仕上げて行く感じ

その間に小さなキャンバスやペーパー作品コラージュ、シルク刷りなどその時の気分を優先して

ワクワク感を保つ

絵画を学んだ事もなく手探りで自分のスタイルを 築き上げて来たので

やりながらの発見も多く

終わった物にも手を加えたくなったりして

数年経って新しい作品となる

自分にとってボクシングもアートも仕事と
思った事は一度もなく

そもそも

今迄、仕事だからと思って何かやった事もない

逆に仕事として割り切ってやれる器用さはなく社会人としては不適合な部分もある

だからこそ

自分が「これだ」と情熱を感じたものには
人生掛けていく

決して他はどうでもいいと切り離した感じではなく

どんな時も自分の本質が不安定であれば

見える気色も曖昧なものになってしまう

今年もワクワクからスタート

自分の景色を良いものに!