人生の終いは?

 

北海道の高校を卒業し上京。
大学4年卒業、大工5年の見習いの後
3年の宮大工修行へ。
30歳10か月で独立。
10年経過して、株式会社小川工務店を設立。
来期40期を迎え、創業50周年を迎えるが
記念披露の開催の予定はない。
会長権限の及ばないところではあるが
ここで一息つく気はサラサラない。

現社長も賛成してくれるだろう。

 

私は今80歳。

還暦 古希 傘寿 卒寿 百寿 と、

傘寿は道「半ば」。

もう少し自分の時間と
仕事への時間を行き来したい。

 

 

2024年4月2日 何を語る。

 

以前のブログでは、

今の工務店の現状では大工見習養成は

ハードルが高くて非常に困難ですョ。

と、言いました。

 

じゃ、今後大工見習養成は

何処もやらないのか❓

 

実際は、そんなことは無いと思います。

 

現実的に、見習い養成が出来ない

のではなく、

 

工夫次第で、出来る弛思いますが、

肝心の

 

大工職人を目指す

若者がいない、と言う事の方が

大きいと思います。

 

今から50年前の頃は

一般的に中学卒で見習いに就いていた。

 

その後は、高校卒で大工の世界に入る

様に、なってきました。

 

何が違うの❓ の話ですが、

 

中学卒だと、本人が良く解らないうち、

とんとん拍子で話が決まり、

 

5年間の、大工見習期間の大変さは感

じるが、かといって、

仕事として、目移りするほどの

好条件の仕事も無かったのも事実。

 

ところが、今は違う。

好条件の仕事だらけ。

 

何も、3Kの仕事に就く事はない。

 

出来れば、見栄えのする、

カッコイイ 仕事がイイ。

 

大工もカッコイイ仕事では有るが、

カッコイイ大工になるには

10年を待たなければならない。

 

さて、

こんな理屈をこいてても

若者は来ない。

 

そこで、2年前には

大工祭りを開催して、

近隣の高校にはチラシを置させて

もらい

更に、動画配信も致しましたが、

 

その反応は

はかばかしいものでは

有りませんでした。

 

尤も、1回では効果は無いのかも。

 

若者に

「媚びを」売るつもりは有りませんが、

 

しかし、地道な認知活動はして

行かなければならないと、

思っています。

 

どんな、認知活動が有るのか、

今から至急考えたいと思います。

 

チャン チャン