本屋さんが少なくなって、とは無関係

で、本を読む時間が少なくなってます

 

昔からそうですが、私は本を読むのが

非常に遅い

 

その上、飽きっぽい

 

一冊を、最後迄読み終えないで終わる

事はザラで、仕舞いには積読も

 

今日は、そんな本にまつわるブログについて

語ろうと思います。

 

 

語るのは”誰”

 

 

最近の読書から  1 

 

 

北海道旭川の高校を卒業と共に上京し

大学4年卒業後、遅い大工見習を5年

 

宮大工、工務店に3年間勤めあげ

 

30歳10か月で独立。

 

10年後、(株)小川工務店を設立

現在、49期目となります。

 

代表を長く勤めあげた会長

小川 勝利は、今

何を語るのか。

 

 

 

耳打ちする『会長のブログ』です。

 

 

 

2023年7月22日の 耳打ち 

 

今日、読み終えたばかりの本は

“アリさんとキリギリス”です

 

中々奥が深く、

2度ほど読み返しましたが、まだ理解

迄はいかず、3度目にはいります

 

まずは、断片的に

 

イソップ童話に出てくるアリは

暑い盛りでもせっせと働き、食べ物を

蓄え、

 

一方、キリギリスは遊び惚ける

 

冬になり、

アリは夏に蓄えたもので生活し

キリギリスは困り果て、アリに助けて

もらう

 

が、イソップ童話の大体のスジですが

最近では、少し変わります

 

キリギリスは遊んでいると共に

一方で、ギター演奏を元に

芸能活動で頭角を現す、とか

 

一方的にキリギリスを追い込めない

多様性を認める方向に

 

最近の評価は多様性を認める方向に

なり、「そうゆう考えも有りだよね」

が一般化してきました

 

大事な事ですね

 

一方的なものの見方ではない、視点

を変えた、モノの見方をすると

違うものが見えて来る

 

普段、私たちはアリさん的な生活を

しています

 

その延長線上でいけば、何処までもアリ

さんの感覚から出られません

 

キリギリスの感覚は

今迄の生活の延長線上でなく、

モノの考え方、を変えなければ成り

立ちません

 

その例は、すぐには出ませんが

思い出されるのは

 

ミュンヘンオリンピックの時に初めて

体操の塚原選手があみ出した演技の

ムーンサルトです

 

前後の回転と横回転を組み合わせた

回転で会場の全員がそれにはビックリ

 

 

この発想は、普通の体操の延長では

出てこない、演技だと思います

 

塚原選手一人で考えついたのか

又は、塚原チームと言うコーチも

含めた中からの発想なのかは

解りませんが、

 

発想を変えたのも

凄いが、それを完璧にこなした

塚原選手も凄い

 

塚原選手は、キリギリスか❓

 

これは

回転の精度を上げて

2回を3回転するのとは次元が違います

 

発想が違いまるで宇宙遊泳を見ている

感じで、その意外性には惜しみない

拍手で向かえられました

 

どの位次元が違うのかは、

その後、このムーンサルトは

 

体操の違う競技の中の着地でも

取り入れられ

 

採点の、基準点にもなっています

 

ミュンヘンオリンピック体操会場では

全ての体操競技が終了したあとに

 

このムーンサルトだけを改めて披露し

大拍手、を受けていました

 

それ程驚きの体操演技でした

 

やっぱり、彼は キリギリス ですネ

 

アレっ!  本の話だったのでは❓

 

        チャン チャン