こんばんは。石橋です。
先日の新聞で福島稲荷神社の「年の市」でしめ縄の販売をしないというニュースを見ました。
製造、販売業者が稲わらの不作や、作り手の高齢化が原因で業務を取りやめた、との事でした。
こんなところにも職人さんの高齢化が、、、
300年以上続く伝統の「年の市」でわら製品が並ばないのは始めてかもしれないそうです。
福島稲荷神社は由緒も古く、陰陽師、安倍晴明ゆかりの神社だそうです。
江戸時代は福島藩の鎮守とされていて、今でも福島市民からはおいなりさんと呼ばれて、いろいろなお祭りの時にはお参りに行きます。
わら製品だけでなく、全国の神社などでお祭りを辞めるというニュースがあります。
千年以上続くお祭りも高齢化が進んで辞めるというところもあります。
外から人を入れて続けるのではなく、続けてきた人間が途絶えるなら、そこまで、という考えだそうです。
最初はもったいない!と思いましたが、そこまで、というのも当事者のひとつの考え方なんですね。