かっさん”徒然を楽しむ” 2017. 08,30. 水
今日は何の日 ?? カレンダー!
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【今日は何の日】8月30日
富士山測候所記念日、みその日(毎月)
▲クレオパトラ、没(BC30)
▲富士山に測候所(1895)
▲マッカーサー元帥、厚木飛行場にサングラスにコーンパイプ姿をはじめて
日本人の前に現した(1945)
▲戦後初の準国産機初飛行に成功(1962)
▲植村直己、世界5大陸最高峰登頂(1970)
▲東京・丸の内で時限爆弾爆発、死者8人。三菱重工業爆破事件(1974)
誕生:野川由美子(女優1944) 井上陽水(歌手1948) 中川安奈(女優1965)
神野美伽(歌手1965) 小谷実可子(元シンクロ選手1966)
川北桃子(アナウンサー1974) 松本潤[ジャニーズJr.](1982)
誕生花:ジャーマンダ (Wall Germander) 花言葉:たんぱく
=今日の雑感=
*地球最後のフロンティア“深海”― 光届かぬ世界「しんかい6500」で行く(参考 情報 0)
暗黒・低温・高圧 それでも生命(参考 情報 0)
「人類最後のフロンティア」と呼ばれる深海。「しんかい6500」が目指す場所は、どんな環境なのだろうか。(参考 情報 0)
水深200メートルでは、太陽から届く光のエネルギーは海面の1000分の1になる。水深6500メートルともなると、光は全くない。水温はおよそ2度で、冷蔵庫内より低い。水圧もすさまじい。1平方センチメートル当たり680キログラムもの力が加わり、例えるなら指先に力士4人が乗る計算だ。(参考 情報 0)
暗黒、低温、高圧。こうした極限の環境下にも生命がある。「しんかい6500」もこれまで、新種の巨大深海イカや特殊な巻き貝スケーリーフットの大群集などを新たに見つけてきた。(参考 情報 0)
「しんかい6500」が捉えた深海の生きものたち。上から産卵するギンザメ(体長約85センチ)、タコ、クラゲが姿を現す(提供:上中=JAMSTEC、下=JAMSTEC/NHK)(参考 情報 0)
「深海のオアシス」を探る(参考 情報 0)
深海には数百度の熱水が噴出する「熱水噴出孔」がある。海底から突起のように突き出した「チムニー」と呼ばれる地形。そこが「深海のオアシス」なのだという。周囲にはシンカイヒバリガイやチューブワーム、ゴエモンコシオリエビなどが群がっている。(参考 情報 0)
地球が手狭になったら宇宙へさらには 深海へ移住することになるのかな?!
(参考 情報 0):地球最後のフロンティア“深海”― 光届かぬ世界「しんかい6500」で行く 8/30(水) 10:13 配信
https://news.yahoo.co.jp/feature/734
「本当に真っ暗なんです。黒の質が違う。漆黒の黒です。けれども、その中で発光生物が無数にキラキラしていて。船体に当たって、はじけ飛んだり、いろんな動きをしたり。それが目の前、数センチ先で見えた。本当に感動しました」─。日本の有人潜水調査船「しんかい6500」を操るパイロットは、初めて見た深海の世界をそう表現した。水深200メートル以上の「深海」は実に海の98%を占め、地球全体の海の深さは平均3800メートル…。そういう数字を並べると、海の大部分は深海だと分かる。なんだか、すごくないか。光が全く届かない地球最後のフロンティア。今回は「しんかい6500」の案内で、その深海を3本の動画と共に旅しよう。(Yahoo!ニュース 特集編集部)
「しんかい6500」母港に戻る
「しんかい6500」は国立研究開発法人・海洋研究開発機構(JAMSTEC)の所属で、1991年から潜航調査を開始した。文字通り6500メートルの深さまで潜航でき、海底資源や地質、深海生物などの調査を行う。同等の潜航性能を持つ有人潜水調査船は、世界でわずか7隻しかない。
支援母船「よこすか」に搭載されたしんかい6500。母港に戻ってきた(撮影:山本宏樹)
母港は神奈川県の横須賀。毎年夏から秋ごろ、メンテナンスのために母港へ戻ってくる。この取材の動画撮影も今年8月、沖縄海域から横須賀に戻ったところから始まった。「しんかい6500」はどんな船なのだろう。乗り込む研究者らは、船内でどう過ごし、どんな調査活動を続けるのだろう。そして、見たものは―。まずは最初の動画(約9分)を見てほしい。
暗黒・低温・高圧 それでも生命
「人類最後のフロンティア」と呼ばれる深海。「しんかい6500」が目指す場所は、どんな環境なのだろうか。
水深200メートルでは、太陽から届く光のエネルギーは海面の1000分の1になる。水深6500メートルともなると、光は全くない。水温はおよそ2度で、冷蔵庫内より低い。水圧もすさまじい。1平方センチメートル当たり680キログラムもの力が加わり、例えるなら指先に力士4人が乗る計算だ。
暗黒、低温、高圧。こうした極限の環境下にも生命がある。「しんかい6500」もこれまで、新種の巨大深海イカや特殊な巻き貝スケーリーフットの大群集などを新たに見つけてきた。
「しんかい6500」が捉えた深海の生きものたち。上から産卵するギンザメ(体長約85センチ)、タコ、クラゲが姿を現す(提供:上中=JAMSTEC、下=JAMSTEC/NHK)
「深海のオアシス」を探る
深海には数百度の熱水が噴出する「熱水噴出孔」がある。海底から突起のように突き出した「チムニー」と呼ばれる地形。そこが「深海のオアシス」なのだという。周囲にはシンカイヒバリガイやチューブワーム、ゴエモンコシオリエビなどが群がっている。
JAMSTEC深海・地殻内生物圏研究分野の分野長・高井研さん(47)によると、太陽光の届かない深海では、熱水に含まれる地中の硫化水素やメタンなどを栄養とする生命が存在する。「化学合成細菌」だ。無機物と酸素の化学反応からエネルギーを得ており、一般の生物にとっては猛毒の物質もこの細菌には栄養になる。
高井さんは深海に30回以上潜航した経験を持つ。太平洋の真ん中で深海に潜り、こうした生命に出合うと、「われわれの生命の祖先もこんなだった、という直感につながるんです」と話してくれた。
では、「深海のオアシス」の様子を写真で続けて見てもらおう。
上=煙突状のチムニーと、それに群がる生物群。「中部沖縄トラフ 伊是名海穴」で撮影された。下=高井さんが2009年にインド洋で発見した白いスケ―リーフット。足の部分によろいのようなウロコがある。それまで見つかっていたものは黒だった(提供:いずれもJAMSTEC)
上=シンカイヒバリガイ。エラに化学合成細菌をすまわせ、栄養を得る 下=コシオリエビ。腹部の毛に化学合成細菌を飼い、食べる(提供:いずれもJAMSTEC)
「勝手に手が動いて一人前」とパイロット
「しんかい6500」の潜航では、研究者1人のほか、パイロットと副パイロットの計3人が乗り込む。潜航回数80回の大西琢磨さん(34)は、最年少のパイロットだ。副パイロット時代、熱水が噴き出す場所で初めて操船した時のことをよく覚えている。
「潮の流れが複雑で、自分の思い通りに全く動かせなかった。対流が起こっていて潜水船を動かすのが非常に難しいんです。でも、後から代わったパイロットは、簡単に操船して(潜水船を)自分の着きたいところに着けて。そういうふうになりたいと思いました」
大西琢磨さん。研究者か、船員か。進路に悩んだが、しんかい6500は憧れだった(撮影:山本宏樹)
潜水調査船の操縦は、ヘリコプターに例えられる。前後左右に加え、上下の動き。六つの推進装置を駆使すれば、宙返り以外は自由自在だ。大西さんの上司で、元パイロットの吉梅剛さん(48)はこう語る。
「潮流にあらがって、目的の場所にピンポイントで着底しないと(研究者は)作業ができない。パイロットが海底の状況を見て、潮の流れ、潜水船の向きなどを総合的に判断し、そして手が勝手に動いて思った場所に着ける。そうなって一人前です」
しんかい6500は今年、コックピットを改修した。正・副の2人のパイロットではなく、今後は1人で操縦する(撮影:山本宏樹)
しんかい6500の潜航は、1回8時間と決められている。水深6500メートルまでの下降と上昇には、それぞれ2時間半。調査に使用できる時間は3時間だ。研究者であっても、深海に行くチャンスは限られている。
吉梅さんは言う。
「研究機材とか研究ルート、それに研究のやり方、(それら研究者の)全てを背負って、3時間で完遂して結果を出さなくてはいけない。パイロットにかかっています。プレッシャーもあるし、やりがいも感じます」
整備中のしんかい6500(撮影:いずれも山本宏樹)
深海は「マントルへの道」
静岡大学理学部の道林克禎教授(52)は、地球内部構造の専門家だ。しんかい6500で潜航し、少しでもマントルに近づこうとする。
地球内部の大部分を占めるマントルは、地表では変質し、“純粋”のマントルを観察した研究者はまだいない。海洋プレートが沈み込む海溝は、そのマントルがむき出しになっている可能性がある。
静岡大学理学部の道林克禎教授。手にするのはカンラン岩。マントル由来のものだという(撮影:オルタスジャパン)
「深海は『マントルへの道』です。一番効率のいい地球内部の研究。深海底では、目で見て物質科学的に研究できる。しかも、そこで見つかるものは、間違いなく地球科学の新しい知見をもたらしてくれます。それにロマンもある。私は深いところが大好きで。深くないと困るんです。私にとってラストフロンティアです」
水深7000メートルより深い海に到達した人間は、まだ数人しかいない。道林教授の夢は、地球の最も底、水深1万1000メートルの地点に潜ることだ。
道林教授は常日頃、若手研究者や学生たちに深海の魅力を語る。調査潜航の様子を自身で撮影し、ビデオ作品も制作した。その映像もぜひ見てもらいたい。
次世代の深海探査は……
海底探査の現場では今、遠隔操作無人探査機(ROV)や自律型無人探査機(AUV)が活躍している。しんかい6500は建造から28年。改良を重ねてはきたものの、より視野の広いコックピット、地球の最深部まで潜航可能な性能などを求める声も途切れない。
一方、JAMSTECは既に最大潜航深度7000メートル級の無人探査機「かいこうMk-Ⅳ」を運用している。次世代の潜水調査船は有人か無人か、という議論も専門家の間で始まっている。
上=無人探査機「かいこう」 下=かいこうの操縦盤は母船にある。多人数で海底を観察できる点が強み(撮影:いずれも得能英司)
JAMSTEC職員で地球生物学者の高井さんは、有人と無人の差はほとんどない、と考えている。JAMSTECで検討の始まった次世代有人潜水調査船計画も、有人機に加え、ROVやAUVも組み合わせた探査体制にしていくという。
「研究目標へのモチベーションに関しては有人に圧倒的な強みがあります。『深海熱水のところで生命が誕生したんじゃないか』という説を僕が唱えたときも、誰に突っ込まれようが、こう言えたんですね。『あなたは海底を見たことないでしょう』と。そこが僕の自信だった。有人潜水艇で深海に行った人じゃないと言えないセリフです」
次世代の探査船について語る高井研さん(撮影:オルタスジャパン)
では最後に、動画で深海の旅を。しんかい6500に搭載したVRカメラの映像で、公開はこれが初めてになる。
伊豆・小笠原海溝の青ヶ島東方(水深約800メートル)、駿河湾の戸田沖(同1300メートル)、相模湾の初島南東沖(同1200メートル)。映像の中に矢印が現れたら、そちらに目を向けてほしい。いったい、何が現れるか―。ヘッドマウントディスプレイ(HMD)で、どっぷりと深海の世界に浸ってもいいかもしれない。
<VRはJAMSTEC提供。スマートフォンでのVR動画の視聴にはYouTubeのアプリが必要です>
[制作協力]
オルタスジャパン
[写真]
撮影:山本宏樹/deltaphoto、得能英司
提供:JAMSTEC、道林克禎・静岡大学教授(動画)
=今日の 有料老人ホーム での生活=
朝食の後 9:30 デイサービスに行きラジオ体操・入浴・PTの先生によるミニ平行棒を使っての立位訓練は立位維持時間は 8・9・9分 合計26分 今日は不調だが合計時間はまあまあであった。
昼食の後ホームに帰りました。
=掲載ニュースの目次=
△スマートシニア全員集合!! (fb新老人の会 本部)・・・今日の言葉の色紙もあります。
△北朝鮮 ミサイル試射に正恩氏立ち会い=中距離「火星12」
△台風15号は巨大化。小笠原を直撃後、関東沖~北海道へ
△タクシーに「定期券」制度 国交省検討、来年度に実験
△「有事の円買い」って? =北朝鮮リスクで進行
△マツダ、逆張りの「エンジン」強化 EV時代の自動車業界 独自戦略の勝算は?
△金星赤道付近でジェット気流 あかつき観測
▲スマートシニア全員集合!! (fb新老人の会 本部)・・・今日の言葉の色紙もあります。https://www.facebook.com/shinrojin ;
08/30 の言葉
「若い人からあんなふうに齢をとりたいと思われる老人になりましょう。」 日野原重明
☆憧れの老人になる☆
若い人たちが、「あんなふうに齢をとりたい」と、憧れるような生き方をしましょう。それに は、いつまでも柔軟な考え方と新しいことに取り組む勇気を持ち続けることです。老という字には、本来、経験を積み、敬われる人、という意味があるのです。
▲北朝鮮 ミサイル試射に正恩氏立ち会い=中距離「火星12」
8/30(水) 7:35配信 聯合ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170830-00000003-yonh-kr
北朝鮮 ミサイル試射に正恩氏立ち会い=中距離「火星12」
朝鮮中央通信が発表した「火星12」の発射模様=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央放送は30日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が中距離戦略弾道ミサイルの発射訓練を指導したと報じた。訓練には米国軍基地の打撃任務を担う朝鮮人民軍戦略軍と中距離弾道ミサイル(IRBM)級の「火星12」が動員されたという。
北朝鮮は29日午前5時57分ごろ、平壌市の順安付近から東へ弾道ミサイルを発射した。ミサイルは北海道上空を通過し、発射地点から約2700キロの太平洋上に落下した。北朝鮮の発表から同ミサイルは「火星12」であることが確認された。
朝鮮中央放送によると、今回の訓練は韓米合同指揮所演習「乙支フリーダムガーディアン」(UFG)に対応する武力示威の一環として行われ、IRBMの実戦運営能力を高めたと伝えた。
金委員長は「今回の訓練はわが軍隊が行った太平洋上での軍事作戦の第一歩で、グアム島をけん制するための意味ある前奏曲となる」と述べた。また、太平洋をターゲットにした弾道ミサイル発射訓練を重ね、戦略武力の戦略・実戦化を積極的に進めるべきだとした。
▲台風15号は巨大化。小笠原を直撃後、関東沖~北海道へ
杉江勇次 | 気象解説者/気象予報士/ウェザーマップ所属8/30(水) 6:01
https://news.yahoo.co.jp/byline/sugieyuji/20170830-00075112/
台風15号の雲の様子(ひまわり8号、30日午前3時)
約2年ぶりの巨大な台風へ発達中
広大な強風域を持つ台風15号(30日午前3時現在)
最新の台風情報(気象庁)
台風15号は予想通り、大きな台風へ発達しています。
けさ3時の発表では、台風の大きさを決める風速15メートル以上の強風域が中心の北側500キロ、南側は950キロにも及び、その直径は1450キロで、本州付近がスッポリと入るような大きさとなっています。
強風域の直径が1000キロ以上で大型の台風、1600キロ以上で超大型の台風と定義されますので、台風15号は大型の台風ではあるものの、超大型の台風一歩手前の大きさだと言えます。
すでに強風域の大きさ1450キロは、2015年10月の超大型台風23号(1600キロ)以来、約2年ぶりの大きさとなっていますが、今後、もう少し強風域が広がれば約2年ぶりの超大型の台風ということになります。
ちなみに超大型の台風は1977年以降、平均すると1年に1個程度は発生していますが、過去10年では3個しか発生していません。(2015年23号、2011年風6号、2007年14号)
関東沖~北海道方面へ北上か
北海道方面へ北上か(30日午前3時現在)
台風15号は大きさもさることながら、勢力もジワジワと強めており、暴風域を持つ台風となっています。
今後強い台風へ発達し、小笠原付近で動きが遅くなるため、小笠原諸島はあさって金曜日頃(9月1日頃)にかけて、長い時間、大荒れの天気が続くでしょう。
その後は北寄りに進路を変え、日本の東から北海道方面へ北上する可能性が高くなっています。
西よりのコースを通れば関東~北海道にかけて大荒れとなりそうですが、仮に中心が離れて通ったとしても、とても大きな台風なので、関東以北では大きな影響を受けるかもしれません。
特に台風が最も接近する、あるいは上陸する恐れのある北海道では、今後の動きに厳重な警戒が必要です。
杉江勇次
気象解説者/気象予報士/ウェザーマップ所属
人の生活と気象情報というのは切っても切れない関係にあると思います。特に近年は突発的な大雨が増えるなど、気象情報の重要性が更に増してきているのではないでしょうか? 私は1995年に気象予報士を取得しましたが、その後培った経験や知識を交えながら、よりためになる気象情報を発信していきたいと思います。災害につながるような荒天情報はもちろん、桜や紅葉など、レジャーに関わる情報もお伝えしたいと思っています。
▲タクシーに「定期券」制度 国交省検討、来年度に実験
8/30(水) 7:35配信 朝日新聞デジタル
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170830-00000013-asahi-soci
国土交通省は、タクシーに鉄道の「定期券」のような制度を導入する方針を決めた。利用地域や期間、時間帯を限定し、定額で何度でも利用できるようにする。運転免許を返納した高齢者の足としての活用や、冷え込んでいるタクシーの需要喚起を図る。2018年度に実証実験を行い、19年度以降の実用化を目指す。
近年、高齢ドライバーの事故が多発し、高齢者に免許返納を促す動きが強まっている一方で、マイカーに代わる移動手段の確保が課題となっている。国交省としては、「タクシー定期券」を導入して1回あたりの利用料金を抑えることで、免許を返納した高齢者らに使いやすくし、通院や買い物などのニーズに応える狙いがある。学校や塾への子供の送迎や、仕事で限られたエリア内を頻繁に移動する人の利用も見込む。
タクシー運賃は道路運送法に基づくルールで地域ごとに細かく規制され、通常は乗車距離や時間に応じて加算される。国交省はこのルールを一部改めるか、特例を設けて対応する方針。
▲「有事の円買い」って? =北朝鮮リスクで進行
8/30(水) 7:30配信 時事通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170830-00000010-jij-bus_all
―最近、時々聞く「有事の円買い」とは。
金融危機や紛争など異変が起きた際、投資家がドルなどの外貨やリスクの高い新興国の金融商品を売って、「安全な資産」とされる円を買うことだよ。リスク回避の流れが強まり、円高が進んでいる。
―例えばどんなとき。
1993年の北朝鮮のミサイル発射や2008年のリーマン・ショック、11年の東日本大震災、昨年6月に英国の欧州連合離脱が決まった際などに急速に円が買われた。今月29日早朝の北朝鮮のミサイル発射後は、一時1ドル=108円30銭近辺まで上昇、前日比1円近い円高となった。
―なぜ円は安全資産なの?
円は貿易などの決済に使われる主要通貨の一つで、取引量が多い。また経済大国の日本は経常黒字国で、世界最大の対外資産を抱える債権国としての信用力もある。かつては「有事のドル買い」という言葉があったが、01年の同時多発テロや08年の金融危機などを経て、ドルは安全資産と言われなくなったそうだ。
―危機にさらされている日本の通貨が安全?
外国為替市場はさまざまな思惑で動く。ミサイルで被害が出て損害を埋めなければならない事態になれば、日本は海外に保有するドル建て資産などを売って円に替えようとするだろうとの観測から、外国人勢を中心に円が買われているとの解説がある。
また、ここ数年の外為相場の動きから「有事なら円買い」という行動が染み付いていて、条件反射的に円が買われているようだ。これまで円を売っていた人が買い戻しており、そうした流れに乗じて利益を得ようとする投機的な円買いもある。
―円相場はどうなるの。
外為市場で、北朝鮮の挑発が戦争に発展すると本気で思っている人はまだ少ない。大きな情勢変化がなければ、当面は円高傾向が続きそうだ。ただミサイルが日本国内に着弾して本当に被害が出たら、急激な円安に転じるだろうと話すディーラーもいる。
―外為市場は観測に流されやすいのね。
東日本大震災直後にも、大規模な海外資産売却があるとの観測で円高が進んだ。事実というよりも臆測の面が強かったが、バスに乗り遅れるなとばかりに市場では円買いが加速。円高が輸出企業の業績を悪化させ、日本経済を冷やした苦い経験がある。
▲マツダ、逆張りの「エンジン」強化 EV時代の自動車業界 独自戦略の勝算は?
8/30(水) 10:00配信 産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170830-00000501-san-bus_all
マツダ、逆張りの「エンジン」強化 EV時代の自動車業界 独自戦略の勝算は?
マツダの次世代技術の導入計画(写真:産経新聞)
マツダが、環境に優しいエンジン技術に磨きをかけている。英仏政府が2040年にガソリン・ディーゼル車の販売禁止方針を打ち出すなど逆風にあるが、当面は大多数を占めるエンジンの燃費改善が環境負荷の低減に最も有効とみているためだ。マツダは資本提携で合意したトヨタ自動車と電気自動車(EV)の共同開発を進めるが、エンジン開発は競争領域と位置づけ性能の高さを競い合う。
「内燃機関(エンジン)で理想を徹底的に追求し、世界一を目指す」
マツダの小飼雅道社長は燃費性能を現行モデルよりも最大30%程度高めた次世代エンジンを発表した8月8日の記者会見で、こう力強く宣言した。マツダが2019年に投入する次世代エンジンは「スカイアクティブ・エックス」と名付けた。濃度が薄いガソリンでも燃やすことができる世界初の技術を採用し、燃費を改善。加速性能も高めた。
マツダの小飼社長は8月4日にトヨタとの資本提携合意を発表したが、現時点でトヨタに次世代エンジンを供給する考えはないと説明した。エンジンは各社の技術力が試される心臓部であり、自動車メーカーが最優先に取り組む一丁目一番地。エンジンはガソリン車中心に新興国で需要が強いうえ、ハイブリッド車(HV)にも、家庭で充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)にも搭載される。エンジンの重要性は変わらない見通しで、マツダとトヨタが出遅れたEVのように協調領域ではなく、競争領域というわけだ。
マツダが、燃費と加速性能の高さを両立させた次世代エンジンの開発にこぎつけたのは、独自の燃費向上技術「スカイアクティブ」を武器に「理想の燃焼に近づける取り組みを徹底的に進めてきた」(藤原清志専務執行役員)からだ。とりわけマツダはディーゼル車の窒素酸化物(NOx)の排出抑制技術で他社をリードしており、既存のスカイアクティブの燃焼改善にも並行的に取り組むという。
英仏に加え、中国やインド、米国を中心にEV化の流れが広がり、エンジンに対する風当たりは強まりつつある。その中でもエンジン強化の姿勢を打ち出したのは、35年時点でも世界の新車販売に占めるEV割合は約1割にとどまり、HV、PHVを含め8割以上にエンジンが使われるという国際エネルギー機関(IEA)の予測が現実的だとみているからだ。電気自動車は二酸化炭素(CO2)の排出量は走行時にゼロでも、発電段階で石炭や石油を使用すれば全体ではエンジン車より多いとの試算があるうえ、充電器の整備など普及に向けた課題も多い。それよりもエンジンの燃費を3割改善させればその分、排ガスは減る。電動化技術と組み合わせれば各国で異なる環境規制などに応じた車両開発にもつなげられるとみているわけだ。
それだけにマツダにとって、最大の競争力の源泉となるのは独自のエンジン技術との位置づけは不変で、資本提携するからといってマツダの技術をトヨタに供与するつもりは毛頭ない。
「協力し、競争しあう」
トヨタの豊田章男社長は4日のマツダとの資本提携合意会見でこう述べた。EVや米国での共同工場の立ち上げでは協力するが、デザインやエンジン開発は互いに切磋琢磨(せっさたくま)する分野との認識を示したものだ。
会社の規模でマツダはトヨタの10分の1程度に過ぎないが、豊田氏をして「わたしたちの目指す『もっといいクルマ作り』を実践している会社」と、開発力で高い評価を受けるマツダ。提携を通じて資金力が必要になるEVでは豊富なキャッシュを持つトヨタの力を借りながら遅れを挽回しつつ、得意のエンジンではさらに技術に磨きをかけ、独自性を追求するという“したたか戦略”で、自動車業界の変革期を乗り切る。(経済本部 今井裕治)
▲金星赤道付近でジェット気流 あかつき観測
8/30(水) 2:15配信 日テレNEWS24
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170830-00000006-nnn-soci
金星を周回する探査機「あかつき」の観測で、金星の赤道付近で非常に速いジェット気流が起こる時期があることが明らかになった。謎に包まれた金星の大気の動きの解明につながると期待されている。
金星は、硫酸でできた分厚い雲に覆われ、自転の速さを上回る秒速100メートルの暴風「スーパーローテーション」が吹いていることが知られているが、その発生の仕組みなどはわかっていない。
JAXA(=宇宙航空研究開発機構)によると、あかつきの赤外線カメラが捉えた映像を分析したところ、赤道付近の高度45キロから60キロの上空の大気の流れが、秒速90メートルの非常に速いジェット状になる時期があることがわかったという。
これまで、この領域の風速は変化が少ないと考えられていたが、ダイナミックに変動することが初めて明らかになり、金星の大気の理解が大きく進むと期待されている。