急にわかった | 星川かつらオフィシャルブログ「星川かつらの生活の知恵とメルヘンとセンチメンタル」Powered by Ameba

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バグダッドカフェ


何度見たでしょう。

いい映画の代名詞の様に私の人生で何度も聞いた映画「バグダッドカフェ」


この映画と「ニューシネマパラダイス」はやたらと評価が高い。


事ある事に観てはやはり私には理解が出来ないと諦めていた映画「バグダッドカフェ」


何故自分にはこの映画の良さがわからないのか

そして、何故わかりたいのか。

なんでしょうね、「バグダッドカフェ」を良いと言える大人になれば映画好きの仲間になれるとか思っていたのでしょうか?


とにかく

私は今年2度目の「バグダッドカフェ」鑑賞をしたんです。


すると

今まで入って来なかった映画の内容が入ってきて、細かな描写の中の地味でそれでいて魅力的なギャグの数々に気がつく事が出来ました。

そして、最後に息を呑んで、気が付いたら涙が流れてました。


宗教のような話しでごめんなさいアセアセ

そんなつもりはないんです。


今でも面白いかと言われると

面白いという言葉には当てはまらない映画だと思うのですが、良い映画と言うのはわかりました。

毎日でもDVDを流していたい映画ですね。

曲も良いですし。


主役のジャスミンとまわりの人々との交流がなんとも言えない具合に心地良く

不思議な映画です。

心温まるというと、私の中では子供同士や大人と子供の交流を描くイメージですが

この映画は登場人物がみんな大人でしかも有名人が出ていない映画なので(今はわからないけど少なくとも公開当時は本当に有名ではなかったはず)どう表現したら良いか、私のボキャブラリーでは見当たらないのです。


そうです、だから今まで戸惑ってしまったんだと思います。


特に、ジャスミンがバグダッドカフェにやって来た時、部屋に飾ってある絵が光ったり!

ポットが動いたりするシーンは今でも謎で、私は当初そこで頭がフリーズしてしまった。


タイトルの原題は「アウトオブローゼンハイム」

映画でもバグダッドカフェと言う言葉は見当たらなくて、ホテルの名前は「バグダッドモーテル」

でも、映画のヒットで今でも聖地巡礼する人が多いと言う。


何というか、

自分の中でこの映画のジャンルがなくて

何度見ても人生経験の中にこのジャンルが出来なくて、良さがわからなかったんではないかという結論に辿り着きました。


今でもこのジャンルは私の中にはないけど、

自分の知らないジャンルも世の中にあるんだと認める事が出来ました。


これからも私は「バグダッドカフェ」を事ある毎に観るんでしょうね。

だってなんだか好きになってしまったんです。

長い旅でした。

バグダッドカフェ、ありがとう。