韓国企業の海外進出その強み 「スピード」  | 多国籍の部下を一瞬でじぶんの「ファン」にさせる「ノンバコ術」

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韓国へ旅行してきたせいか、わたしの意識が中国より韓国に向いてしまっています(笑)

ということで、韓国ネタを。。。



韓国企業の海外進出、とくにアジアにおける韓国企業の勢いは日本企業を圧倒しています。


わたしがいたベトナム、中国でも現地にすむ韓国人の数は、


基本的に「日本人の10倍いる」と考えていいです。



海外、アジアに進出する韓国企業の「強み」はズバリ


「現地にデシジョンメーカーが常駐し、

現地で肌で感じるトレンド、ニーズに対し、

現地で決定し、速攻で実行する」


といえます。

ここでポイントになるのは、


「現地で決定する」=「スピード」



日本企業はどうでしょう。


現地にトップとして駐在するのは、本社の部長クラスが一般的で、


当然決定権がないため、


日本(本社)に持ち帰り、報告し、会議を経て決定がなされる。


そして、その会議にいるのは、


一、二泊の現地視察でしか知らない方々です。


スピーディーにことが決まるでしょうか?



そうしてる間に、現地のトレンド、ニーズは刻々と変化していきます。


追いつけるのでしょうか??



もちろん、韓国企業にも問題はあります。


韓国企業は、徹底したトップダウンです。

男性ほぼ全員「軍隊」を経験してることもあり、


「上司の命令はゼッタイ」

「上からあたえられた責任はゼッタイ」


そのため責任、期待に応えられない場合すぐ首を切られるし、


責任の重圧による精神的疾患、または自殺もそうとう多いのが現状です。


安泰なのは、家系などで選ばれたトップ中のトップだけで、


現地のトップは日々。。。。。



ただ、「経済」という観点からのみすれば、

日本企業も


「スピード」


について考える必要性があるのではないでしょうか。




次回は韓国企業の別の強みについて書きます。


それは、


「現地で売れるモノをつくる」です。