車いすの方に限らず多くの方を嵯峨から亀岡までトロッコ列車で行き帰りは亀岡から保頭川下りで嵐山 船着き場までご利用いただきました。
私と車いすの方や付き添いの方に救命胴衣を着け乗船、思い返すと海難事故などで見られるような両肩を通すようでなくてクッションのようなのを腰につけたかと思います。
幾度となく身に着けてきたと思いますが漫然と船頭さんの言われるままにつけていたので腰に回したという記憶しか残っていません。 
車いす利用者のすぐ後ろに座り両手でハンドルを支えなるべく横揺れしないようにして嵐山船着き場までその状態で下ってきました。救命胴衣を身に着けてさえいれば安心しきっていて転覆するなどまったく考えもしなかったです。
車いす利用者は本人の身体をベルトで車いすに固定していますので体重60kgの方なら自走用車いすは18~23g
ありますので一個の救命胴衣で利用者の体重と車いす合わせて80kgを転覆しても浮かすことは不可能です。
急流で両側とも切り立った岩場しかないところでは岸に這い上がることなと無理です。
今回の転覆事故を機に保頭川下りの付き添いはやめます。
トロッコ列車は人気がありますのでご希望があれば嵐山と亀岡往復でのご利用は承ります。