今日わぁ、

 

今日は、真夏に近い暑さとなっていましたね。

 

体調管理には、本当に気をつけて週末をお過ごしください。

 

さて、今回は、『OEM化粧品』について書こうと

 

思います。

 

既に、化粧品販売業をされている方や、

 

起業をされている皆さんなどもご存知と思われれますので、

 

興味が、ある方は、読んでください。

 

 

※毎回の、下手なイラスト画で失礼します。

 初夏のイメージで描きたかったのですが…

 まだまだです。

 

 

では、まず『OEM』とは、何なのかについて書きます。

 

OEM(Original)(Equipment)(Manufacturere)

 

直訳では、(製品の本来の製造業者)となります。

 

 

分かりやすく言いますと、製造メーカーが、他社製品の

 

製造依頼を受けて、自社で製造する製造会社のことです。

 

例えば、自動車メーカーで、軽自動車主流のメーカーが、

 

他社の自動車メーカーのブランド品(軽自動車)として依頼を受けて

 

製造することです。

 

ということで、化粧品をOEM化粧品』で製造依頼し、

 

自社ブランドとして販売させれいる化粧品メーカーさんも、

 

数多くあります。

 

因みに、私は、この『OEM化粧品』の小ロット製造受託

 

主な本業としています。

 

興味が、ある方は、メッセージをいただければ、お答え致します。

 

 

※上記は、OEM用ローション容器サンプルの一部です。

 小ロットOEMの場合は、殆ど規格品を使用します。

 

 

さて、本題に戻りますが、なぜ、『OEM化粧品』が、数多く

 

なっているのかといいますと、

 

それは、2001年4月1日より、薬事法の改正により、

 

化粧品製造販売許可制が緩和されたこと要因の一つです。

 

以前は、化粧品製造販売にあたり、その化粧品の品目ごとの

 

承認と許可申請が必要でしたが、薬事法改正でこの面倒な

 

許可申請制度が廃止され、一部の配合成分規制のもの以外

 

場合、品目ごとの届け出制で製造許可が簡易となったためです。

 

その代わりに、製造化粧品の全成分表示が、容器やパッケージに

 

表示することを義務付けられることになりました。

 

このことにより、化粧品を使用された消費者が、

 

皮膚トラブルが発生した場合に、どの成分でのアレルギー反応と

 

なったのかが分かるようになり、消費者にとってメリット

 

なりました。

 

また、2001年当時は、医薬部外品(薬用化粧品)は、

 

表示指定成分のみを表示が、義務付けられていましたが、

 

全配合成分の表示は、義務付けられていませんでした。

 

しかし、2006年に、(日本化粧品工業連合会)が、自主基準で

 

医薬部外品(薬用化粧品)として、全配合成分の表示を、

 

実施されることになりました。

 

さて、2001年に、薬事法の改正により、簡易に化粧品の販売や

 

流通が、出来ることになりました。

 

そのため、2001年以降、化粧品メーカー以外の、異業種の

 

メーカーが、化粧品や美容業界に、参入されることが多くなりました。

 

某大手フィルム製造販売メーカーさんなどは、カニやエビなどの

 

甲殻類より、抽出精製した成分 (アスタキサンチン) で製造した

 

化粧品などを製品化し、販売されるようになりました。

 

また、製薬会社や酒造メーカーなども化粧品メーカーとして

 

化粧品業界に参入されるようになり、その後、続々と

 

異業種メーカーが増え、今に至っています。

 

※上記は、美容液用の容器サンプルの一部です。スポイドタイプの容器は、OEM用容器として、よく使用

 されているため、皆さんも見覚えあると思います。

 

 

ということで、今や、『OEM化粧品』も、小ロットでも

 

製造受託が、可能ですので、極端にいいますと、個人の方や、

 

起業家の方でも、化粧品メーカーとして自社ブランドの

 

化粧品の販売が、可能であるということです。

 

ですので、明確な、戦略と戦術など、企画次第で、

 

(OEM化粧品)は、メリットがあると思います。

 

なお、化粧品のOEM化の課程についての具体的な話については、

 

今回は、省略させてもらいます。

 

今回は、この辺で…

 

失礼しました。