今日わぁ、
４月も下旬に入りました。
これから、ますます、紫外線が強くなる季節となります。
ということで、今回は、(光老化）に関連した 紫外線 が、及ぼす、
健康面での人体被害について書こうと思います。
と言っても、当たり前の話なので、興味がある貴女は、読んでください。
※今回も、下手なイラスト画で失礼します。
不器用なので繊細さがないですね。すいません。
一般的に、お肌の老化の大きな原因は、細胞の老化と同様で、
（紫外線）、（酸化）、（糖化）の、三つです。
その中でも一番、お肌にダメージを与えるのは、ご存知の通り、
紫外線 よるものです。
お肌の老化の 70％ が、紫外線によるものであると言われています。
これが『光老化』ということです。
(紫外線）については、もう、聞き飽きていると思いますので、
簡単に、書くことにします。
(紫外線）には、『ＵＶＣ』、『ＵＶＢ』、『ＵＶＡ』の、３種類です。
その、(紫外線）の、波長が短い方から、『ＵＶＣ』、『ＵＶＢ』、
『ＵＶＡ』の順となります。
波長が、一番短い『ＵＶＣ』は、オゾン層などで、吸収されてしまうため
地球には、届かないといわれています。
次に、波長が短いのは『ＵＶＢ』で、皮膚下の 0,1mm 迄くらい、透過して、
表皮細胞を破壊したりして、新陳代謝の周期を乱します。
結果、（シミ）や（クスミ）の原因になります。
そして、一番波長が、長い（ＵＶＡ）は、厚さ 0,3mm の表皮を
超えて、真皮まで届き、表皮だけではなく、コラーゲン や エラスチン、
ヒアルロン酸、真皮線維細胞まで、損傷を受けてしまいます。
(ＵＶＡ）は、表皮細胞の底にある 色素細胞 にもダメージを与えます。
色素細胞は、表皮と真皮の間にありますが、真皮 は、上の方が、
波打つような形状に、なっていることで アコーディオンのように
蛇腹のように引っ張っても、元に戻るような働きをしています。
ですので、お肌を指で押しても戻るような弾力性で、ハリ を
持っていますが、これは、色素細胞 が、真皮 の波打つ形状のところに
鎖状に連なっていて、敷きつめられているようになって保たれています。
しかし、強い（ＵＶＡ）を長時間浴びると、厚さが 約０.３ｍｍの
しかない 表皮 の底の 色素細胞 が、損傷して 蛇腹 の弾力性が、
失われてしまって、お肌の 弾力性 や ハリ がなくなってしまうと
いうことです。
このことが、シワ の原因の一つとなります。
また、真皮 には、スポンジのような役割を果たしている コラーゲン や、
エラスチン 、ヒアルロン酸も、（ＵＶＡ）で損傷を受けます。
すると、皮膚表面の圧力に耐えられなくなり、お肌に シワ や たるみ が
出来てしまいます。
そして、コラーゲンなどの、損傷を補修する 真皮線維細胞も
(ＵＶＡ）でダメージを受けてしまうため、補修能力が、落ちてしまい、
さらに、シワ や たるみ が出来てしまうということです。
このことを（光老化）と言います。
そして、この（光老化）は、シワ や たるみ だけではなく、
シミ も作ってしまいます。
(ＵＶＡ）で損傷を受けた 色素細胞に、エラーが、起こり、メラニン色素を
どんどん、作り出してしまうからです。
また、表皮の底の方にある、表皮細胞も（ＵＶＡ）で損傷を受けて、
通常のような細胞分裂や増殖が出来なくなってしまいます。
その結果、角質が、あかとなって剥がれ落ちていく、サイクルが、
遅くなり、色素沈着となってしまうのです。
また、過剰に作られた、メラニン色素は、表皮から真皮にも漏れ出して
いきます。
本来、真皮に漏れたメラニン色素は、免疫機能で捕食されて
リンパ管 や 血管 を通して対外に排出されるのですが、真皮層が、
(ＵＶＡ）で損傷されてしまうと、真皮の表面に留まり、色素沈着を
引き起こしてしまいます。
されに、人体の免疫力も落ちるため、感染症も起こしやすくなり、
ＤＮＡが、紫外線で損傷されて変異した表皮細胞が、がん化して、
皮膚がんの発症しやすくなります。
以上が（光老化）が人体に及ぼす影響です。
もうすぐ、ゴールデンウイークですが、
お出かけには、紫外線対策を重点して
エンジョイください。
今回は、この辺で…
失礼しました。
