おはようございます。

 

3月の半ばに入りましたが、

 

皆さん、お変わりありませんか?

 

私事ですが、最近、80年代のJ-POPをよく聴いています。

 

以前は、K-POPファンだったので音楽は、殆どK-POPを

 

聴いていました。

 

また、ドラマも韓国ドラマの長編(100話位)もの、

 

復讐劇のストーリーにハマっていた時期もありました。

 

最近は、中森明菜さんの楽曲などを聴いています。

 

余談が長くなってしまってすみません。

 

さて、今回は、『界面活性剤』について、以前も類似した内容のものを

 

アップしたかも知れませんが、今回は、『界面活性剤』メインの

 

内容で書こうと思っていますので、ご存知の方も多いと

 

思いますので、興味のある貴女は、読んでください。

 

※今回も、下手なイラスト画で失礼します。

 なかなか、進歩しない画力の無さを痛感しています。

 

皆さんは、『界面活性剤』ときいて、どんな印象をもたれているでしょうか?

 

近年、環境に、良いものをと、意識される方々も増えていると思いますが、

 

その中でも『界面活性剤』は、体や環境にも良くないから、避けた方が

 

良いという、認識をもたれている方もあると思います。

 

また、一部では、『界面活性剤』は、体内で分解されないので、蓄積したり、

 

水の汚染にもつながるのではと、懸念されているようです。

 

ですので、最近は、『界面活性剤フリー』をうたう化粧品やシャンプーも

 

巷で販売されています。

 

概要でいいますと、『界面活性剤フリー』の化粧品は、特殊な(ゲル基剤)を

 

用いた(乳化法)です。

 

ただ、油分のある保湿クリームなどは、ゲル状の基剤では、製法できない

 

ことは、否めません。

 

さて、本題の『界面活性剤』の話に、戻ります。

 

皆さんの中には、ご存知の方もあると思いますが、『界面活性剤』は、

 

自然界にも存在する成分でもあるということです。

 

ということで、『界面活性剤なくしては、私たちの生活が回らないくらいに

 

身近なところでたくさん使用されているからです。

 

界面活性剤』とは、界面(物質の境界の面)を活性化させる性質のある成分です。

 

簡単にいいますと、(水と油を混ざり合うようにする成分)ということです。

 

 

水と油は、本来まざり合わないので、双方をコップに入れると、分離して

 

水と油の層ができてしまいます。

 

そこに『界面活性剤』を加えると、水と油の境界面である(界面)が、活性化され、

 

混ざり合うようになります。

 

界面)の働きを変えて、馴染まないものを馴染ませる作用をする成分

 

界面活性剤』と呼称されています。

 

界面活性剤』の構造としましては、1つの分子の中に、水に馴染みやすい

 

親水性)と油に馴染みやすい親油性)の2つの部分を持っています。

 

代表的なものには、石鹸(脂肪酸塩)があります。

 

この、『界面活性剤』には、浸透作用・乳化作用・分散作用という3つの

 

作用があります。

 

それぞれが、総合的に働いて、衣類や食器などの汚れを落としてくれます。

 

 

洗剤だけではなくて、さまざまな、日用品や食品にも使用されています。

 

また、化粧品は、基本的には、(水と油)を混ぜ合わせたものですので

 

界面活性剤』が、使用されています。

 

美容液クリームなどの、あの、とろみなどの(質感)は、『界面活性剤』の

 

(乳化作用)によるものです。

 

界面活性剤』には、本当に、さまざまな種類があるのですが、

 

先ずは、『天然界面活性剤』と『合成界面活性剤』の2つに分けられます。

 

天然の界面活性剤』で、主なものは、牛乳のような、はじめから

 

乳化された状態(カゼイン➡タンパク質の一種)で生み出されたものに

 

入っているのが『天然界面活性剤』です。

 

大豆やお茶などに、入っている(レシチン➡リン脂質)や

 

大豆・高麗人参・ムクロジなどの植物に含まれている(サポニン)などが

 

(乳化剤)として機能している『天然界面活性剤』です。

 

また、化学反応を利用して人工的に作られた成分が『合成界面活性剤』です。

 

合成)と名がつくと悪いイメージにされがちだと思いますが、

 

今、日常的に一番使われている『界面活性剤』のほとんどが、

 

化学合成して作られた『合成界面活性剤』です。

 

石鹸も、『合成界面活性剤』であるということです。

 

また、以前にも書きましたが、『合成界面活性剤』を、水に溶かしたときに

 

(イオン)に、なるかならないかで、『陽イオン界面活性剤』、

 

陰イオン界面活性剤』、『両性界面活性剤』、『非イオン界面活性剤』の

 

4種類に分類されます。

 

ということで、『合成界面活性剤』には、さまざまな種類があります。

 

その種類は、数千種あるといわれています。

 

昔は、食器用洗剤で、手荒れが、起きたなどの事例が、多くあったことから、

 

悪いイメージを持つ方も多いと思います。

 

しかし、現在は、『洗剤』『シャンプー』『化粧品』などを、

 

それぞれの用途で、『合成界面活性剤』の種類を、使い分けていますので

 

心配する必要は、ありません。

 

また、スキンケア化粧品に使用されている『界面活性剤』の、ほとんどが、

 

非イオン界面活性剤』に、分類されているもので、

 

非常に、低刺激で、(毒性)もなく、アイスクリームや乳飲料の

 

(食品添加物)として使用されているものです。

 

ですので、適度に使用されるには、問題のない成分です。

 

今回は、この辺で…

 

失礼しました。