今日わぁ、
3月に入って、春が近づいているようですが、
まだまだ、寒さが続いていますね。
体調管理には、本当に気を付けてくださいませ。
※毎回の下手なイラスト画で失礼します。
さて、今回は、『PEG』について書こうと、思います。
多分、前回と同様に、『PEG』をご存知の方や、化粧品のパッケージの
成分表等で目にされている方も多いと思いますので、興味のある貴女は、
読んでください。
この、『PEG』とは、ポリエチレングリコール類のことで、
エチレングリコールという分子が、ひも状に多数つながっている成分です。
『PEG』は、ポリマーであり、皮膚への刺激性や毒性が、殆ど
認められないことから、化粧品の成分として広く使用されています。
なお、『PEG-6』など成分名のあとに、続く数字は、分子の長さを
表しています。
また、スキンケア化粧品を使ったあとの、ピンとした、ハリが出るような感覚を
好む方も多いと思いますが、そうした使用感は、『PEG』によるものです。
『PEG』の成分の数字が、大きいものは、とろみも大きいということです。
化粧品としての『PEG』の用途は、界面活性剤、クレンジング剤、
乳化剤、保湿剤などです。
主に、スキンケア製品、ヘアケア製品、洗剤、入浴剤、
ハミガキ等に配合されています。
皮膚に、馴染みやすく、水溶性で適度な(保水性)があり、
お肌の保湿と(ハリ)を与える成分として配合されています。
※ここ、数年前より、各メーカーさんより販売されている
美容成分配合の、オールインワン ファンデーションにも
『PEG』が、配合されている製品も多いです。
また、『PEG』は、医薬品などにも使用されています。
コロナワクチンなどにも使用されている成分です。
他、『PEG』は、発がん性が、あるとの一部で懸念されていますが、
各、化粧品メーカーさんでは、安全性を考慮されて、原料成分の
精製には、念入りな製法で精製されていいます。
そのため、皮膚への刺激性や毒性がほとんど認められない
安全性の高い成分です。
今回は、この辺で…
失礼しました。