今日は私の愛すべき仕事仲間について。
この棚。サロンの備品をいろいろ探していたときに、神楽坂の裏通りにあるリサイクルショップで出会いました。

店の入口で他の商品の陳列棚になっていて、大きなヒビ、小さな傷や汚れが相当あり、すこし埃も被っていました。一見これ自体が商品だとは思わなかったのですが、れっきとした商品で、訊けば日本の老舗家具メーカー カリモク製の約50年前の電話台。
サイズや形は理想的。そしてよく見るととても素敵。でも初めて見た感想は、なんだか不憫…もはや現役ではないみたいな扱いを受けているようで。
サロンで使うのにこんな棚でいいのかな?メンテすれば使えるかな?私にできるかな?
いったん家に帰って一晩熟考。う〜ん…やはり気になって仕方がない!なんというか、自分も若くはないので、自分と重なる部分もあって…放っておけない気持ちになりました。
明日もこの気持ちが変わらなければ連れて帰ろう!
そして翌日。さらにこの棚に対する思い入れが強くなっていた私。素材はとてもよいのだから、メンテすればきっと輝きを取り戻すはず
ベビーカーに積んで、いざサロンへ。
まず埃や汚れをきれいに落として…ヒビはミツロウで埋めて、小さな傷はマジックで塗って指でなじませて…
ふ〜っ💦どうかな〜?ちょっとはマシになったけど。
続いて数日後、待ちに待った家具用ワックスが到着。目の細かいスチールウールに付けて隅々までやさしく磨いていきます。
少ししっとりして、息を吹き替えしてきた感じ?
さらに数日後、乾いた布で磨き上げると…
わお〜っ
なんと美しい…
落ち着いた艶感のあるアンティーク棚がそこに。
見事に輝きを取り戻したではありませんか!やったー
人の肌や身体もそう。できる範囲でいいから、心から愛して労ってメンテすれば、いつまでも活き活きと輝いていられますよね。
この棚との出会いは必然だったのかもしれません。私のサロンの家具として、これ以上ふさわしい家具はないんじゃないかしら。
出会いに感謝です