「じゃ、片付け頼んだわよアセアセ

「うん、頑張るよ!( ๑・ิՕ・ิ๑)و 」

おバカな夫婦の会話でした。(笑)



夫を一旦家に送って帰り、じいさんの『入れ歯』を持って
またすぐ病院へと引き返した私。

自宅と病院までは往復で40分以上。

舅の眠る病室に戻ってすぐに、「葬儀屋さんが到着しました~!!」

と言われましたびっくり

何という、ジャストタイミング!!

しかも葬儀屋さん「2時間くらい」って言ったのに、1時間で
来たし...ウインク



遺体安置所というのは、病院の場合ほとんど地下に作られて
ますよね?

私は初めてその場所に足を踏み入れ、そして亡くなった人が運び
出される出口も見ました。

葬儀屋さんが待っていたのはそこだったんです。
(病室まで来るのかと思った...)

ストレッチャーに乗せられた舅は、遺体搬送車に入りました。

担当医と男性看護師は仏になって病院を後にする舅に、最大の
敬意を表したお辞儀をし、見送ってくれました。

ここの病院で良かった...お願い担当のドクターは本当に優しくて、
どんなに癒されたことか...ここに入院したからおじいちゃん、
35日間も生き長らえたんだよ...

そんなこと思いながら。。。

(あっアセアセせっかく入れ歯取って来たのに、ハメてもらえな
   かった...ニコ

じーさんの顔は入れ歯が入ってないもんで、くしゃおじさん
きんさんぎんさんと言った方が分かるかな?笑)
のような顔になっていました。



本来なら遺体搬送車に家族も同乗するようですけど、
私は車で来ていたので、私が先導して自宅まで行くことに
なりました。

信号等で引き離されないよう、気を付けて走ったつもりでしたが、
舅を乗せた車はゆっくりと後を付いて来ます。

どうやら時速は40kmのようでした。

まだ通勤ラッシュ時前(午前7時前)だったので、こちらも
時間的に幸いでした。



ようやく自宅に辿り着いて...


私は葬儀屋さんに尋ねました。

「あのぅ〜、一旦おじいちゃんを居間に運んで頂いて、その後
 座敷の方へ移してもいいものでしょうか?
 実はまだ部屋が片付いてないんですアセアセアセアセ

すると葬儀屋さんは

「はい、大丈夫ですよ!あっ、でももう片付いたみたいですね?」

みるとそこには、隣町に住む息子が片付けに引っ張り出され、
最後の絨毯を夫と一緒に運び出している姿がありました。



この家が建ってから22年。

実に22年ぶりに畳が出現しました!

姑は畳の上にカーペットを敷くのが好きな人で、更に絨毯の上
にはペーさんのガラクタウインクがゴミの山のように積んであった
もんですから、畳は当時のまだ青い部分もありました。