仕事で自信を付けたいけれど

仕事の勉強はしたくない


でも

勉強しなきゃ


でも

ダラダラ怠けたい


このぐるぐるループから抜け出せない

情けない私


楽しんで仕事をしている同僚をみると

本当に羨ましく感じる


以前、同僚が

「楽しくなかったらこの仕事はしない!

仕事じゃなくても好きじゃないことは

今までの人生でしたことがない!」

と言っていた


その同僚は今までの人生で

勉強も仕事も

好きなことだけをしてきたらしい


それを聞いて

私の人生と真逆だと思った


私は楽しかろうと楽しくなかろうと

好きだろうと好きじゃなかろうと

やらなくてはいけないことを

耐えてしてきた


小さい頃の習い事に始まり

勉強も受験も仕事も


することの基準に

「楽しい」かどうかなんて

選択肢に入れるものだとは思わなかった


まあでも

少しは興味のあることをしてきたけれど


それと

楽しくなくても

なんだか自分に合っていて

メキメキ上達するような

習い事などをしていた


親や周りから

褒められて期待されて

頑張るタイプ


決して自分が楽しいからしているわけではない

周りから認めてもらおうとしていただけ


でもそんな状態だから

途中で頑張りすぎて疲れ果ててしまった


バーンアウトして

頑張ってきたことそのものが

嫌いになった


結局すべてやめてしまった

もったいない


好きだったら

続けていたんだろうな


いや

好きかどうかは

もはや自分では分からない


苦しかったその分野から

ただただ

離れたいだけだったから


頑張ってきた苦しい記憶が前面にあって

好きか嫌いか分からない


好きこそものの上手なれ

とは言うけれど


安心して好きだと言える環境にまずいないと

自分が好きなのかさえ分からなくなる


頑張らなきゃ自分の存在価値が無くなる

そんな環境にいると

周りの顔色ばかり窺って

自分の気持ちを考えている余裕がなくなる


頑張らなくても

自分が認められる環境で育った人は

自分の心に素直に生きられる


人生の中で好きなことだけしてきた

と当たり前のように言っていた

同僚の言葉が今でも心に響く


そんなふうに生きられてきた人は

本当に羨ましい