商社さんとランチをしていて
仕事の話を聞いていて気になることがあった
別会社にヘッドハンティングされている
でも
それは自分のしたい仕事だが
その会社にいる知り合いの席を奪うことになるので、遠慮しているとのこと
率直な感想
嘘でしょ…
だって
今まで何のために仕事に邁進してきたの？
きっと若い頃はしたくない仕事や
どうでもいいような雑用もしてきたはず
それもこれも
自分が望む仕事を手に入れるための修行期間
そして
アラフィフになった今
あらゆる仕事に従事してきたお陰で
今こそ自分の好きなように仕事ができる
正に脂の乗った時期
今を逃すとあとは下り坂
定年が待っている
自分が経営者にならない限り
後進に席を明け渡したり
年相応の体力に見合った仕事になっていくはず
商社さん
あなたは何のために生きてきたの？
自分の生きたいように生きるよりも
人に嫌われないことが大前提としてあるの？
自分がしたいと思うなら
人に嫌われてもやりなさいよ！
と心の中で叫んでいた
でも
その場では「そうなんですね」
と優しい表情で相づちを打った
私だって人に嫌われるのは怖い
私だって人に気に入られようとするだけの人生だったよ
今だって気を付けなければ
人に好かれるために、自分を殺して良い人に振る舞ってしまう
でも、人に好かれるために良い人になっても
結局、虚しいだけ
人に好かれるためにしても
中には自分の保身のために
相手を好いたり嫌ったりしている人がいる
人のご機嫌をとろうとするのは
際限のないバカバカしい努力が必要
人のために自分の人生を使う必要はない
人のために自分の道を見失うのはバカらしい
誰に嫌われても
自分に好かれる生き方をした方がいい
自分の生き方に満足した人が勝者だ
しかし
人それぞれ生き方はある…
商社さんは知り合いのことを考えて
遠慮している優しさもあるでしょう
その知り合いとの
これまでの関係性もあると思う
それに
たった一度その話を聞いただけで
商社さんを嫌われる勇気の無い人
と決めつけるのはどうかと思う
しかしこのままでいくと
商社さんは残り少ない職業人生を
したい仕事もせずに
悶々と過ごすのだろうか？
商社さんと付き合ったら
「やらない後悔より、やった後悔だよ」
と励ましていく必要があるのか？
うーん
面倒くさい…
ただ
商社さんは誠実で見栄も張らず
良さそうな人
さてどうする私…？