円環するのは、大先輩と新人の詩。

時間も空間も、年をとると、円環して見えてくる。

ひらがなは、漢字を草書にして、それをさらにまた草書にしたもの。

その円環の中でも、若い少女たちは、左から右に書いて、丸文字で綴る。

宇宙の書字は、クネりながら、上から下に書き下ろされて、その内実を破壊から創造へと、放下する。