コロナとウクライナ。
脚韻ではないが、語呂が良いのが不思議だった。
ウクライナが大変なことになっている。
国連の総会の決議があった。
パラリンピックの不参加が言い渡された。
にも拘らず、大変なことになっている。
数日前から、大乗仏典の主要なものに目を通しているが、まだ適切な言葉が見つからない。
ベンヤミンの「暴力批判論」に、ふさわしい言葉がある。
「神話的暴力はたんなる生命にたいする、暴力はそれ自体のための、血の匂いのする暴力であり、神的暴力はすべての生命にたいする、生活者のための、純粋な暴力である。前者は犠牲を要求し、後者は犠牲を受け入れる。」
「非難されるべきものは、いっさいの神話的暴力、法措定のー支配の、といってもよいー暴力である。これに仕える法維持の暴力、管理される暴力も、同じく非難されなければならない。」