1度は乗ってみたかった寝台列車。
夜に発車して延々チンタラ列車の旅。
時間を忘れ、夜の車窓をぼーっと眺め。
駅弁食ったり酒呑んだり。
そして寝て、列車内で朝日に迎えられる。
なんて贅沢な時間の使い方。
ウチの嫁ちゃんは20年前にブルートレイン「北斗星」B寝台カルテットに乗ったことがあるらしい。
嫁ちゃんは「北斗星」乗車経験は、あまり良い記憶ではないようだ。
↓
・喫煙可能だったから臭かった。
・B寝台2段ベッドの上段は揺れまくった。
・北斗星には食堂車がウリのはずだが貧乏だったから食堂車は利用せず。
・上野→函館がとにかくクソ長くてヒマだった。
まぁ、そんな悪評(?)は置いといて。
ブルートレインは無くなってしまったが。
日本にはまだ他にも寝台列車がある。
パパが死ぬまでに一度でも。
ウチのチビ助を寝台列車に乗せたい。
ということで(も無いけど)、数年前から寝台列車の乗車機会を探っていた。
今回は、
寝台列車の乗車計画立案
だけを書いてみる。
選択肢がサンライズしかない
■現在運行中の寝台特急
2022年3月時点。
現在日本を走る寝台特急は、以下↓5種類。
カシオペア※臨時列車
そしてJR西日本・JR東海運行のサンライズエクスプレス(以下「サンライズ」と書く)。
四国方面の「サンライズ瀬戸」
山陰方面の「サンライズ出雲」
もう説明は、書くまでもないだろう。
JR西日本「West Express 銀河」も、個室にベッドが付いていて夜間日跨ぎで走るから寝台列車だろうと思って書こうとしたら、正式には特急列車(寝台券無し)扱い。
寝台券無しの分、安価で、キレイで、乗りやすそうだなとは思うが、117系の改造ってのがどうも・・・専用車体じゃないと気が向かないです。
■地域と費用考えたら答えは1択
上記のうちサンライズ以外の4種は・・・
お値段が1人◯◯万円!
ひぇぇぇ
そして「瑞風」と「ななつ星」は、西日本と九州のみ。
乗りに行くだけでも遠い。
サンライズはJR東日本管内に乗り入れ、東京駅を発着する貴重な寝台特急。
都内在住者(で、オカネモチさん以外)は、手軽に寝台列車に乗るならサンライズしかないということになる。
■サンライズ廃止の可能性?
誕生から20年以上経過したサンライズ。
とっくに償却期間を過ぎ、1日1往復のみの運行なので使用劣化スピードは緩く、保守機材がある限りまだ運行できる、と思っていた。
しかし。
新型コロナ到来にてビジネス客も旅行客も激減。
JRWESTの経営は芳しくないのが事実。
かつ、乗り入れられる側のJR東日本は、たった1本のサンライズ運行のために、ダイヤ組み立てに苦労しているらしい。
運賃収入がほぼJR西日本と東海で上がり、JR東日本としては線路の利用料しか収益が上がらない、旨みの無いビジネス。
その証左に、21年3月、サンライズ東京駅発が22:00→21:50に繰上げられた。理由はJR東日本運行の特急「湘南」優先。
よってパパオ予想は、来年度のダイヤ改正で無くなるか、東日本管内の発車は無くなると思う。
オダQのVSEのように、長寿で人気でも、その幕切れはあっけなく来るかもしれない。
ならばなおのこと。
サンライズ乗るなら、今でしょ!死語。
誰と、どうサンライズに乗るか
パパオ1人で乗ってもいいんすけど。
えっ?
どーしても乗りたい?
絶対乗る?
あっそう。
■最初に悩んだサンライズ客室選び
サンライズは基本的にドア付き個室。
この個室の種類が、馬鹿なパパオは最初全く理解できんかった。
◼︎サンライズ号の客室種類
A寝台シングルデラックス
→1人用最上位。2名は使えない。
B寝台ソロ→1人用
B寝台シングル
→ソロより¥1,100高くて少しだけ広い
B寝台サンライズツイン
→2人利用可のツインベッド部屋。1階席。
B寝台シングルツイン
→狭いが、2段ベッド。1人でも利用可。
「ノビノビ座席」
→大型客船の3等室みたいな雑魚寝の席。
寝台ではない普通席扱い。
B寝台サンライズツイン
B寝台シングルツイン
この2種類しかない。
■部屋数から確率を読む
部屋数が多ければ多いほど、予約できる確率は高まるのだけどもだけど。
サンライズ瀬戸も出雲も各7両編成。
14両編成として、個室数合計238。(ノビノビ席除く)
↓
上記2種類(ツイン部屋)は、瀬戸出雲合わせて24。
10.08%!
また、サンライズは、喫煙個室がある。
ツイン合計24部屋のうち10部屋が喫煙可能。
禁煙を希望するなら、14部屋(7.7%)にまで減ってしまう。
1日1往復しか運行されないサンライズ。
いつも人気で満席のサンライズ。
予約するの相当難義だろうなと、えぇ最初っから気づいていましたけど。
■どこまで行く?どうやって帰る?
サンライズ瀬戸なら高松駅まで。
サンライズ出雲なら・・・出雲駅?ごめんなさいよく知らない。
当初の計画は、ウチの長男坊(小学生)と2人で終点の高松駅まで。
うどん県でうどん三昧にしましょう。としていた。
↓
しかし次男坊(未就学児)も行きたがる。
↓
だが、未就学児はうどん三昧するか?
1杯目でおなか満腹になって
「オレもう帰りたい!」
って言われるのが目に見える。
↓
次男坊は、サンライズ乗車が目的。うどんではない。
↓
ならば、途中下車で良しでしょ。
岡山駅で降りることにする。
↓
降りてからどうする?
現地で遊んで、現地か大阪あたりのホテル泊まって次の日帰るのが普通。
↓
ボンビー我が家は、ホテル代まで出す金無し。
サンライズ代だけでも相当の出費。
↓
じゃ、そのまま無泊のとんぼ返りで。
例えば昼に東京出て岡山まで新幹線で行って、岡山からサンライズ乗る手もアリじゃね?
うん。
どうかな?
行きの旅で疲れ果てて、サンライズ乗ったらすぐ寝ちゃうんじゃなかろうか。
まぁいい。
可能性としてアリ。
ということで、我が家のサンライズ旅プランは以下のとおり、旅程は3パターンに決まった。
かなり無謀な計画。
◼︎乗る人:
4人全員。
2人ずつ2部屋予約。
◼︎旅程 3パターン:
1. サンライズで東京発→終点高松下車→うどん→新幹線で帰京。
2. サンライズで東京発→岡山途中下車→新幹線で帰京。
3. 新幹線で岡山まで→岡山からサンライズで帰京。
岡山駅を選択すれば、「瀬戸」「出雲」両方の席が選べる、つまり予約できるチャンスが2倍に。
旅程パターン1は、小学生以上の子ども連れだけならアリ。
未就学児連れなら、パターン2か3。
2回に分けて乗ることも考えないといけない。
しかし1回は乗れたとしても、2回目も予約できる保証は全く無い。
どのみち、サンライズに空席があって予約取れるか次第。
旅程パターンは取れた部屋数次第。
予約取れなければ、プランもクソも無し。
なお飛行機での帰京という選択肢は無い。
空港行き来とフライト待ち時間がもったいないのと、次男坊が寝倒れてしまった場合抱っこが超絶面倒なので!
さぁ、プランはできた。
次はweb予約するぞ。
#2022/4/16 誤記訂正
マル