去年までダブルワークならぬ、トリプルワークの時があった。


1. 家事育児

2. 本業

3. 副業(無報酬)


この3の無報酬副業が、マンション管理組合理事会の、理事長。



理事長業務は、本当にストレスだった。

人生初めてストレスで倒れるかなと思った。



今はもう理事長じゃ無いから、時間経つと記憶が消える。

忘れないうちに、それと次引っ越した時また理事の順番が来る可能性ゼロじゃないので、やっぱり備忘として書いとく。





  マンション管理組合とは


↑を、書くのはかなり大変なので、参考サイト(suumo)を貼り付け。

マンション管理組合・管理会社とは


サイト見ても、何だかよく分からない方へ。

この名前↓だけとりあえず覚えとけば可。

管理組合の組合員 →全ての居住者。区分所有法にて組合員になることが義務。


管理会社 →管理組合の業務委託先となる業者。大抵が、マンション販売会社の子会社。

理事会 →組合員の代表者たちの会議。

理事長 →理事会の代表。


組織の関係を、上記サイトから拝借。



  どうして理事長になったか


もはやギャグ。

時系列で書く。



まずは理事会にて公平くじ引き。


パパオは「」理事長を引いた。

とあるオバサンが理事長を引いた。

 ↓

オバサンが騒ぐ。

「私どうしても理事長無理!」

 ↓

誰か代わりに引き受けてもらえませんか?

 ↓

一同沈黙。

 ↓

あぁもう。

面倒くせぇな。

「私(パパオ)が副理事長だから私がスライドで理事長やります


公平性担保のためのくじ引きなんだが〜。


まぁ、元々このマンション管理状態には一過言持ってたから、この際理事長なって色々変革してやる。


こうして引き受けた。

今でも後悔はしていない。



  理事長は楽チンと思ったが


実際の他のマンション理事長の動きなり経験談をググッてみたら、程度の差はあれ、大したこと無い雰囲気だった。



だがしかし。

そんな甘い話では無かった。


何をしてきたかの業務は後で書くとして。



◼︎なぜ大変だったのか


大変の理由はおそらくこうだ↓。


・気にしなければ楽チン。

・気にすればどこまでも深みにハマる。



マンション管理状態の、

「ここが気になる」

「ここを変えたい」

「組合員(居住者)のマンション生活の質を良くしたい」


少しでも義務感?正義感?なんか変な意識を持ってしまったら、とことんやらないと気が済まなくなった。



そんなの流せばいいじゃん?


普段ならね。


だが。

「マンション居住者全員の代弁者」

という重責は文字通り重い。


流すわけにはいかない。


あと、重視したのは、スピード感。


◼︎ウチのマンション問題改善フロー
(パパオ理事長就任前まで

理事会の開催は1回/2ヶ月。

問題発生。
 ↓
理事会にて管理会社から報告受ける。
理事会にてどうするか協議。
の結果、管理会社に改善案策定を丸投げ。
 ↓
次の理事会で改善案履行を決議。

問題発生から決議まで4ヶ月+必要。

クッソ遅すぎ!


居住者さんたちのお困り事は、早く解決しないと。

解決まで半年なんて、問題発生していたことすら忘れちゃうだろ。



ということで。

妙な責任感からか、とことん良くしてみようと意気込んだ結果、大変になっちゃったのオチ。



◼︎パパオ理事長の業務概要


更に詳しいことを、後で書くのか書かないか分からんが、とりあえず要点を列記。


​◼︎どこの理事長もやることの概要

1. 理事会と総会の司会進行役

2. 各種届や議事録への理事長サイン捺印
→居住者からの駐車場利用届とか、自治体や業者との書類など。

実はこれ↑以外は管理会社に任せてよい。

委託先業者なんだから、極端に書けば、業者に任せっきりでも問題ではない。


パパオの事実として、過去そういう理事長を多く見てきた。

開き直れば、それもアリだ。


これが「理事長は楽」と書いた理由。



ここに、パパオ理事長独自の業務が加わる。

ただ、最初からこれやろう、と決めていたわけではなくて。

意気込んだらこう↓なっちゃったと書くのが正確。


◼︎パパオ理事長の業務概要
(前述に加えて)

3. 各種問題・トラブルの実態調査と解決リード

4. マンション全体の見廻りと問題発見

5. 常駐管理人さんからのヒアリング

6. 他の理事さんへの適宜報告と理事さんからの意見収集集約(理事会以外で不定期)

7. 他のマンション理事会の事例収集

8. 自治体への質問相談

9. 改善指針案策定

10. イベント準備と片付け

11. 改善結果観察


やばい。

こんなにやっていたんかと驚きを新たに。


いくつか詳しく書いてみる。



◼︎4. マンション全体の見廻りと問題発見
◼︎5. 常駐管理人さんからのヒアリング


理事長やるまで、マンション全体(建屋だけでなく敷地全て)を隅々まで歩いたことなんて無かった。


隅々歩いて実際に辺りを見たり、居住者さんと会話したり、居住者さんの動線を確認してみると、おや?と思う発見があった。


また、常駐する管理人さんは、毎日マンションを見廻っているので、気付き数が半端ない。

この管理人さんの気付きも、立ち話してピックアップ。

前述どおり、定期の理事会での報告受けてからじゃ、何か問題起こった時遅い。

早めに拾い、早めに対策を立てる。


ケースによっては現状を(居住者が迷惑にならない)深夜や明け方に、スマホのライト照らしながら調査したり。

不審者と思われたろうね。



◼︎6. 他の理事さんへの報告と意見収集


メールアドレスを全理事と交換。

もちろんご本人の承諾が必要。

LINEとかの方が楽だが、お年寄り理事さんは不慣れな方多いので無難にメールで。


自分の気付きを理事さんに随時報告。

同時にパパオとしての意見も添える。



ポイントは、レスポンスは強要しないこと。

皆さん忙しいんだから、いちいち返信なんて期待しない。


それでも、パパオ理事長から出した多くのメールには、ほとんどの理事さんからご意見が返った。

やっぱり理事の皆さん、気になっていたことや言いたかったことたくさんあったんだと今思うと。


勿論、常にオールagreeな訳じゃ無い。

反対意見もあった。

これをどう収斂させるかは、もう理事長の力量と意思次第。



◼︎9. 改善指針案策定


やっぱりこれが最も大変。

気付いて、何か文句言うなら、言い出しっぺのお前が対案出せや、ってことで。はい。ごもっとも。


身バレ防止のため、具体的にことは書けないが、本当に小さな事から、マンション管理全体に関わる事まで、出来ることは何でもやった。



基本、パパオ理事長は管理会社に頼らず、事例や自治体情報を集めながら、自分で案を考えたり、資料化した。


馬鹿なりにも、結構必死だったのですが。


去年はコロナ禍真っ最中だったためあちこち外出訪問するわけにいかず。結構電話かけたな。



資料化は、家事育児や本業があるから、日中はできず。

たいてい深夜作業。

家事でヘトヘトなのに、チビさんたちを寝かせた後の追いうち。

理事さんの意見も盛り込むため手戻りが多かったし。



激務でした!





ただでさえ、これら業務が大変だっつーところに。

ここに輪をかけて、ウチのマンションでは(他のとこもそうだと思うが)日々色々な事件が起こった。


次回、もし書く気力あればだが、ウチのマンションで起こったトラブルと、パパオ流の解決のやり方を書いてみる。



マル