10月24日。

ミニバンと地下鉄を乗り継ぎ、Islamic Cairo(イスラーム地区)へ。

地図を見て想像していたよりもエリアは広く、歩き疲れてホテルに戻りました。

10月25日。

ミニバンと地下鉄を乗り継いで、The Pharaonic Village(ファラオ村)へ。

簡単に説明すると、古代エジプトが体験出来るテーマパーク。

入場すると20分ほど待たされ、ある程度の人数が揃った

ところで船に乗り出発。

しかし、他の客は全員アラビア語でナレーションされる船に乗り込み、自分は1人で英語ナレーションの船に乗ることに…。

貸切と言えば聞こえがいいですが、これ以上ないくらい気まずかったです。

スピーカーから聞こえてくる説明に対し、必死に分かったような表情をします。

この先には、細かくテーマごとに区分けされたスペースにキャストが待っていて、古代エジプトの生活を再現して演じていました。

下船すると、ガイドさんが待っていました。

困ったことに、ここでも客は自分1人です。

つまりはマンツーマン。

日常会話もままならないのに、英語で歴史を説明されるという地獄。

展示物を鑑賞したり、お土産物屋を見たりしました。

コスプレ写真館みたいなサービスもありました。

自分は丁重にお断りしましたが…。

一通りのコースを消化すると、「あとはご自由に」と解放されました。

テーマパークとは言っても、撮影したくなるほどの物は存在しませんでした。

一番撮影したかったのは、最寄り駅からこのテーマパークに行くまでの小さな商店が並んだ路地。

スラムではないですが、外部の人間が撮ると嫌がられそうな雰囲気だったので、iPhoneを取り出すのは遠慮しました。

そういった判断は、これまでの世界各国での経験によるものです。

また、すぐに金銭を要求してくる国でもあるので、それも警戒したつもりです。