【殿筋の予備疲労法は想像以上に強烈】 | 糸井トレーナーの主にボディビルなブログ

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ボディビルなどのコンテストへ向けてのトレーニング内容や減量メニューなどを公開しています。また普段の活動内容の日記です。

皆さん、こんにちは。
高田馬場でパーソナルトレーナーをして
おります糸井克徳です。



トレーニングには「予備疲労法」と
呼ばれるやり方があります。



メインの主導筋、例えば大胸筋であれば
ベンチプレスからマシンフライのように
多関節運動から単関節運動の流れで行う
のが一般的でしょう。



①ベンチプレス(多関節運動)



②マシンフライ(単関節運動)

 

 



このような流れの方が安全に行えます
し、補助筋である上腕三頭筋が疲労
していても、追い込むことができる
からです。



それに対して予備疲労法とは、上記の
やり方とは反対に単関節運動を行って
から多関節運動に移行します。



予備疲労法では・・・

 


①マシンフライ



②ベンチプレス



のような流れになります。



こうするとメインの主導筋がある程度
疲労した状態で行うことになるので、
より緊迫感のあるトレーニングになる
のです。


そして今回は、下半身でその予備疲労法
を実施することになりました。


というより、目当てのマシンが混雑
していたので、先に単関節運動を行う

ことになってしまっただけなのですが
(^^;)



その単関節運動というのがアブダクター
になります

 

 

スタートポジション



収縮位ポジション




上体を斜め後方に倒すことで、殿筋の
後方へも刺激が入ります





これで殿筋に予め刺激を入れておいて
メインに行ったのがスミスマシンによる
ハックスクワット!

 


スタートポジション



ボトムポジション



これはボトムポジションを低くすれば
するほど、殿筋へのストレッチが強く
なる為、その分刺激も強くなります。




これだけでも殿筋にはかなり効くの
ですが、アブダクターを先に行った
ことによって、セットの最中には
もう絶叫しそうでした(^^;)



その甲斐あってか、しばらく殿筋周辺
が訳分からないほど効きましたね!


毎回行うのにはちょっとリスクがある
ので、たまになら味変的に楽しめる
かもしれません。



ヒップアップを狙うならこのような
やり方もありますし、何ならスミス
マシンのハックスクワットだけでも
充分効いてきます!


もし気になったら


・深くしゃがむハックスクワット
・上体を斜め後方に倒すアブダクター


を試してみて下さいね~