巣立ちに失敗したカラス。 | 佳つ乃日記

佳つ乃日記

日々のひとりごと。

最近、やっと、本当にやっと気持ちの整理ができてきたので、今年最大の出来事について書いていこうと思います。


今年の6月。


カラスの子供たちが巣立ちを始めた頃、うちの近所をまだ飛べないカラスがうろうろしていました。


怪我をしている様子もなく、近くに親鳥が見守っていたので、もう少ししたら飛ぶようになるのだろうと観察していました。


うちの前は交通量の多い道路なので、そこに飛び出して轢かれたりしないかだけが心配でした。


数日後、その道路へ向かってテクテク歩くその子を発見。


慌てて、道路から離れるように畑の方に追いやったのですが、ずっと見ているわけにもいかず心配の1日でした。


夕方、愛犬の散歩の帰り道、隣のアパートの前を通ると、アパートの花壇に羽を広げて横たわって動かなくなっていたあの子を発見…。


近くの電線に親烏がいて、私に威嚇をするのですが、彼らにもどうすることもできない様子でした。


車にでもはねられて死んでしまったのだろうと思って、あの時になぜ保護しなかったのかすごく後悔しました。


翌日、その花壇を見に行くと子烏は居なくなっていて、きっと野良猫にでも食べられたのだろうと、また落ち込みました。


そしてまた翌日の朝、愛犬の朝んぽで花壇の前を通ると、な、な、なんと!!同じ場所に大怪我をした状態で立ってるではありませんか!!!


「生きてた!」と興奮してしまって、後先考えずに捕まえて保護しました。



カラスの赤ちゃんがこんなに可愛いなんて(pq*´꒳`*)♥♥*。


とりあえず、ドッグフードをお湯でふやかして食べさせてみることに。



めっちゃ大きな口を開けて食べてくれました!



ただ、私の食べさせ方もぎこちなく、子烏も親からもらうのとは違うためうまく食べられず、落としては拾いの繰り返しでした。


1週間は、朝起きて段ボールの蓋を開けて、「あぁぁぁ。今日も生きててくれた」と不安な日々でした。


様子を見ていると、左の羽が下がってしまっていて、左目も見えない様子。


ここから怒涛の、でもとても幸せな日々が始まりました♡