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http://yakyu-column.jp/commentary/2018-5-31
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先日、田中と大谷が“初対戦”をした。
田中が投げ、大谷が打席に立つという図式だった。
大谷は日本時代を含め、田中から全くヒットを打っていない。
だからと言って、選手としての能力で田中が上回っているとは言い切れない。
それは、ピッチャーとバッターはやることが全く違うからだ。
ピッチャー同士の優劣、バッター同士の優劣は計ることができる。
ピッチャー同士なら球の速さ、奪三振の数、防御率、クオリティスタートの数などで価値を計っている。
バッター同士なら打率、ホームラン、打点、安打数、スイングスピードなど。
ピッチャーとバッターを比較するとどうだ。
かたや投げる人、かたや打つ人。
ボールを5体を使いキャッチャー目がけて投げ込むピッチャー。
バットという道具を5体を使って、ピッチャーが投げ込むボールにアジャストするバッター。
やることが全く違う。
野球くらいではないだろうか。
やることが全く違う2人が対戦の図式をとるのは。
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