$勝巳っくすの人生のほのほ-コクリコ坂から

こんばんわ。
かつみです。

新作ジブリ映画、「コクリコ坂から」の試写会に当選したので、観に行ってきました。

監督は宮崎駿の息子で「ゲド戦記」の宮崎吾朗。

「ゲド戦記」、面白くなかったです~。
なので、まったく期待してなかったのです。

・・・

1963年、横浜を舞台に、文化部部室の建物「カルチェラタン」の存続に紛争する学生達と、「海」と「俊」の恋のお話。

・・・

面白かったです。「ゲド戦記」よりは。

ただ、ちょっと、説明不足というか。
置いていかれることがありました。

こと細かく説明される必要は、ないんですが、例えば、
主人公「松崎海」は「メル」って呼ばれています。
映画鑑賞後にわかったのは、
「海をフランス語に訳すと、MER、メールになる」そうです。
「海」と「メル」が最初繋がらなかった^^;

そんな、わかりにくいところがちらほらあって。

この映画の感想を書こうと思ったときにも、あれ?
あれはどういうことだったのかな、と調べないとわかんなかったり・・・
メンドイのでやめました。

時代背景が共感できないところも、そう感じるのかもしれないです。
1963年、父母がみたら、懐かしいと思うかもしれません。

・・・理解力が足りないのか???

予備知識が必要かも。
せめてチラシの裏くらい読んどけよ、ってカンジです。

うーん。

ラストもバタバタと片付けられたカンジがします。
なんとなく、どこか、おしいのです。
同じ設定、背景でも、もっと良く魅せれそうな気がするんです。
吾郎ではなく、あるいはジブリでなかったら、あるいは実写だったら。
もっと違う「コクリコ坂から」が出来たかも。

うーん。

こうなると、吾朗ってだけで、入り込めない偏見があるのかも・・・
も一回、お金払って見てみようかしら・・・

はっきりいえるのは、
スタジオジブリだからといって、親子で観に行くのはオススメできません。
大人向けの映画だと思います。
実際試写会に来ていた女の子も、開始10分でグズって暴れてましたw

そしてこれから観る予定があるなら、子供のいない夜がいいでしょう。

個人的には、スタジオジブリは、フシギな生き物とか、フシギな世界が広がる、ファンタジーな物を製作してほしいなぁ。子供が楽しめるような。
もちろん、「火垂るの墓」なんて、考えさせられていいんだけど。