げっつ。
今更聞けないぜ。
『ティ、TPPって何?(;´▽`A``』
普通の感覚を持っていればこの発言はあってはならない。
まして会社では怪我しかねない。
しかししかし、うちの会社にはめっちゃいますね。
TPPが何かわかってない人。
まったく(ノ_-。)
そんな人が他にいるかもしれないので、今一度ここで。
TPPってのは何の略か。
そう。
タオ・パイ・パイ
ではなく、そう、、、、
タオ・パイ・パイ
孫悟空を苦しめた強敵だ。
しつこいですね。
Trans Pacific Partnership
環太平洋経済連携協定
つまり、
「海は繋がってるしさ、仲良くいこうよ」
という、字面だけみれば
Ocean Pacific Peace
みたいな事。
「関税とかさ、そんなの関係ない。」
ってゆう事です。
早いもんで1ヶ月近くたちますが、我らが野田特攻隊長が表明しましたね。
APECで。エーペックで。
エイベックスじゃないですよ。
「じゃ、、、じゃあ、交渉参加で(-。-;)」
てな具合で。
その数週間前から、街の至るところで反対運動が起きてました。
錦糸町でも起きてました。
そこで真っ先に声を荒げるのが農家さんたち。
関税が無いって事は安い農作物が日本へバンバン入りますね。
スーパーで食べ物を選ぶ時、「何県産か」ではなく「どこの国か」を見る事になります。
牛肉なんかは既にそうですな。
「やっぱ国産やね!」っていう。
お米も昔の米不足の時みたくスーパーの米コーナーは多国籍軍に圧倒されるかもしれまへん。
「タイ米はやっぱドライカレーかな」
とか。
「でも、寒天と一緒に炊くと日本米っぽいよ!」
とか。
「日本の農家が危ない!」
うん。危ないぜ。
でも、そんなに人ごとではない。
皆に関係しますな。
語弊があるにはあるが、TPPはEPAの一種(って事になってる)。
なもんで、関税や企業への壁を取っ払うFTAに付け加え、人の移動が容易になりまふ。
まず利点は??
・牛肉とか乳製品がきっと安くなる → 夕飯に牛肉がいっぱいでて育ち盛りの子供が喜ぶ(その笑顔を見たお母さんは幸せを感じる)。
・輸出が増える → 日本の経済がいい感じになる(本当はそうでもない)
じゃあ、あかんところは?
・外国人がめっちゃくる
労働力のコストは下がるが、日本人の雇用が圧迫される→公園で一日を潰すお父さんが増える→見ていて辛くなるし、自分がそうなるかもしれないという不安に怯える
日本とEPAを結んでいる国からは看護師なんかは日本に来れますよ、となっているが、実際試験が難しすぎて東南アジアから看護師としてきている人は年に2人くらいだったような(不確かです)。。。なので、とりあえず来る、みたいなそういう話ではないです。
・変なものが輸入されてくる
ものを輸出する時、「これはメイドインジャパンです」という原産性の証明は自己証明なんです。
企業が、自己の責任で必要書類を提出し「原産地証明」を出すんだが、結局材料が東南アジアでも日本で最終製品になっていればメイドインジャパンと唄えるが、規定が細かいので適当に証明は無理。
それと、検疫。
日本は輸出する時の検疫はかなりしっかりやってます。
変なものおくって変な事にならないように。
でも、東南アジアが果たして同じだけのコストをかけて同じレベルの基準で検疫をするか?
しない。絶対しない。てかできない。
「ノープロブレムだ」
何を聞いてもそんな答えしか帰ってこないでしょう。
するといい加減な検疫をパスしたへんてこなモノが入ってきます。
それを口にしてポンポンが痛くなるかもしれない。
変な病気が流行るかもしれない。
・農家の人が泣く
もう泣いてます。
・著作権についてもあーだこーだ言われる
非親告罪化になる。すごい無理矢理簡単に言うと、今まで著作権を侵害された(した)場合、侵害された側が
「な、なにしとんじゃボケ!ヽ(;´ω`)ノ」と訴えなければいけませんでした。なので、日本では著作権はあまり強くない。とくに個人が所有している場合、毎回裁判してたら裁判貧乏になっちゃう。
なので、ぱくられても泣き寝入りするケースが多かった。
んが、非親告罪化されると人のをぱくった時点で捕まる。んですね。
ぱくったらぱくるよってゆう。
これは日本のような漫画大国にはショックです。
また、一時保存も対象になるっていうんだからネットへの影響もあるある探検隊。
で、賛成か反対かって事で。
まあ、普通反対ですわな。
でも、農家がどう、著作権がどう、という事よりもTPPは黒い。
まず、TPPの交渉ってのは2010年の春にはじまってます。
しかも当時から初期メンバーにいたシンガポール・チリ・ブルネイ・ニュージーランドの協定がベースになっているので、、、
・基本的に全品目に関して関税が即時撤廃
・交渉参加にあたっては例外の提示(例:「こ、米だけは勘弁してくれ!」)は駄目。
これは国家戦略室のHPの中にあるので、前々から知ってたんですね。野田っちは。
まあ、日本の政府もバカではないので、それくらいは調べます。
しかも、その交渉はもう9回終わっていて、2012年に5回を残すのみ(今んとこ)。
なので、半分以上終わってるんです。
考えてもみて下さい。
話し合いがまとまって、今年の学校祭は「焼きそば」にしようと言っているところにズカズカ後から入ってきて「いや、金魚すくいで」と言ってくる人がいたらどうしますか。
僕なら無視するか消します。
「空気よめよーー(ノДT)」
ってなりますね。
要は交渉に入るのが遅い。
既に出遅れているので、交渉のテーブルといいつつ、交渉権のバランスは均衡していない。
めっさ不利。
めっさ不利。
二回言いました。
しかし、アメリカ先輩はのび太君が野球下手なのを知っていて
「おい、のび太、人数が足りないんだ。お前もやれ」
といった論調です。
しかし我々にドラさんはいません。。。
日本は交渉が下手で、すでに出遅れている事を知っていて何でそんな意地悪するんでしょうか。
やんちゃが過ぎます。
それは、後ろでプレッシャーをかけている人たちがおるからわいな。
NFTC
National Free Trade Council
自由で開かれた貿易を提唱する団体です。
会員には名だたる世界企業が。
コカ・コーラ、HP, GM,VISA, ボーイング、シティグループ、GAP、、、etc
ここで言う自由で開かれた貿易というのは、決して、世界全体にとって自由で開かれている、という意味ではなく、上記のパワープレイヤーにとって、と考えるべきよね。
用は、ロビイストですな。
お金を集め、彼らに優位な法律なり政策を作るために政府につめよる。
「おいおい、関税が高くて先輩が困ってるんじゃ。おう?!ヾ(▼ヘ▼;)」
怖いです。
このNFTCさん。
政府機関にけっこうえげつない手紙を書きました。
"US BUSINESS COALITION FOR TPP"
Dear Director Sperling,
※SperlingさんはNECという経済会議期間のトップさん。パソコンのNECじゃないです。
要点としては、
「TPPさっさと決めちゃおうよ」
「最後までやりきろうね」
とし、最後にTPPを支援する名だたる有名企業をズラズラ実名で羅列。
用は、
「わかってるんだろうね?」
という事。
地元で有名な先輩の名前をちらつかせる田舎のヤンキーが大きくなったようなもんです。
つまり、日本が参加したらどんなに不利になっても「やーめた」は許されない。
TPPはこういう有名企業の為のものであって、別にアメリカ国民が幸せになるものでもなければ、まして日本にとって何か良い事が起きるわけでもない。
タオ・パイ・パイしたいのは多国籍企業であって、その為に推し進められるものだとしたら、それは完全に国民の為ではないじゃない。
だって世界的企業は別にどこの国が豊かになって欲しいとかないもの。世界に跨ってるのだから。
仮にA国が破綻したところで、その市場が無くなっても、「マジかー」で済むし。
日本にとっては現状数%の関税が撤廃される事よりも、農業大国が並んでいるメンツに対して農作物への関税を撤廃させられるマイナスが明らかに大きいと、、、思う。
それに、アメリカ以外の国と日本は既にFTAを結んでいたり既に個別に交渉に入っている訳で、それをアメリカが知りながら日本の参加をプッシュするのは、つまり日本にものを一杯輸出して経済を立て直したいという話になる。
この小さな島国から搾り取るっていうんですか??(ノ_-。)
とはいっても色々な見方があるので何とも言えませんが。
まず、遅い。
そしてえげつない。
もしかしたらいい事もあるのかも知れない、、、が今のところそれは知らない。
が、もう参加するって言ってもーたので、野田武将には頑張ってもらいたい。