カンタ！ティモール

今日は冷え込んだねぇ(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))


暗いうちに起き出して外に出てみた。
ちよっと自転車に乗っただけで、もう指がかじかみ始めてた^_^;

ひと雨毎にどんどん季節が移ってゆくんですねぇ。



前々から興味のあった映画「カンタ！ティモール」
いま全国各地で上映会が行われているドキュメンタリー映画。
たまたまその上映会に参加させていただく機会に恵まれました。



21世紀最初の独立国といわれている東ティモールの人々の、語り抜く事によって、心と心を通わせる事によって戦った人々の記録。

四半世紀にわたるその戦いの最後の頃、ちょうどその頃、僕はレ・ミゼラブルの舞台上で、銃を片手に戦っていた。
ビクトル・ユゴーがその作品で描いていたものもやはり、対話の重要性だと感じている。


内戦の時、捕まえた捕虜に乱暴せず、なぜ自分たちが戦わざるを得ないのかを語り、無傷で自国に帰したという。
その人たちは東ティモールの人々の苦しみを知り、シンパになっていった。
その25年にも及ぶ戦いが、独立へとつながった。


悲しみはある。
でも怒りはない。

そう言い切った、家族を皆殺しにされた男性。

人を恨むのではなく、自分たちが良い社会を作れば、そこから世界は平和になる。
東ティモールの指導者の言葉だ。


先日終わった「カムイレラ」という作品の中で、アイヌ民族が選んだ道もまた、そういう戦いの道だったのかもしれない。


我々役者もまた、同じ思いで活動できるありがたい職業だなぁと、あらためて感謝です。


今日も夕方からシラノの稽古。
今日もらったたくさんの刺激と感動をもって、稽古に挑んできます(^O^)／