観劇デー
こんばんは。
木枯らしのような風が吹いていたかと思うと、またまた今日は一転して昼間は暖かく、そして夜はやっぱり寒い
こんな時こそ風邪をひかないように、注意ですね
さて先日は午前中にひと仕事行って、そのまま舞台を2本はしごしてきました。
新国立劇場『るつぼ』
休憩込みで3時間45分の大作。
これでもだいぶカットしているはずなんですけどね。
一昨年いっしょに二人ミュージカルをやった田中利花さんがご出演。
『ガブリエル・シャネル』で一緒だった文学座の亀田君も!
そしてそして20年前に、共に代々木八幡の稽古場に通った青年座研究所の同期、松熊つる松さんも!
演出家は青年座研究所の一年目の卒業公演を演出してもらった、そして『ガブリエル・シャネル』でお世話になった宮田慶子さん。
まっこと骨太な作品でした。
沢山いる登場人物の全ての人に対して、
「これは俺だ! あれも俺だ!」
いいところも嫌なところひっくるめて、全ての人物に自分を見た気がしました。
3時間半が短く感じたなぁ
宮田さんに終演後、『こういう骨太のやりたいなぁ』と言うと、
『こっちの世界に戻って来いよ』と言われた。
ミュージカル専門になった覚えはないんだよーっ、宮田さん!!
機会があれば、是非是非宮田ワールドを味わってみたいものです。
そして夜は、新しくオープンした東京芸術劇場へ。
この日の演目はシアターウェストでの『上海異人娼館』
シアターウェスト。
昔の小ホール1か2のどちらか
どっちが右側にあったのか思い出せない
サンセット大通りで一緒だった宮菜穂子ちゃんがご出演。
そしてビックリ。
この作品をプロデュースしている団体の主宰者は、青年座研究所の後輩で知っている子でした。
演出は新宿梁山泊の金守珍さん。
1995年。
まだ駆け出しの頃に出演させていただいた『帝國こころの妻』という作品の演出をして下さっていた。
当時の僕は思いっきりご迷惑をおかけしたと思います。
この作品で谷啓さんとご一緒させていただいたのが貴重な経験でしたし、
何よりも大尊敬している近藤正臣さんと出会わせて頂いた作品なのでした。
この日は、不思議と、縁というものを強く感じる一日になりました。
初心にかえったり、沢山の刺激をもらったり、新たな決意をさせてもらったり……。
貴重な貴重な芸術三昧の一日でありました。