本がともだち

本がともだち

本とのつきあいについての徒然
時々ロードバイクのことも。

コメントは承認制なので、書き込み後すぐには反映されません。
泊まり仕事が多いのでレスが遅れる場合もありますが、お許し下さい~!
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レイモンド・チャンドラーのフィリップ・マーロウシリーズのタイトルではありません。
このブログを放置してしまったことです(^^;;



引っ越しのドタバタと、その後の生活の変化によってわたしがパソコンに向かう時間が減ったことによります。
生活の変化と言っても、単に生活空間が変わったことによって今まで適当だった事(笑)を全て一新してキチンとやろう! と家事に費やす時間が増えた、ということなのですが。



引っ越し前にかなりの量の本を処分しました。
その量、500冊あまり。
かの悪名高きBOOK○F○ではなく、本の評価がきちんとしている信用できる古本屋さんに買い取ってもらいました。
そこは同人誌やDVD、CD他趣味のグッズも引き取ってくれるので、合計でウン万円(^∇^)
物入りなので助かりました♪

引っ越した先は以前の部屋よりも広くはありますが、窓が多くてあまり本棚などが置けません。
でも陽当たり良くてこの時期は幸せ~~(人´ω`*)
処分したとはいえ、持ち込んだ本の量もハンパないので大変です。
この先できる限り本が増えないよう努力はするつもりではありますが……ど、どうかしら。



で。


本は紙で読みたい! という主義なのではありますが、泊まり仕事への移動中に読む本とか、多い時は4冊から5冊持ち歩くので、ただでさえ着替えなど詰めたボストンバッグを持っているので大変(≡д≡) 
そして、最近すごいペースで本を読んでいる(仕事が忙しいと、読書ペースがやたら加速します)ので、本の増殖っぷりが……(゚ロ゚;)


というわけで。



ついに買ってしまいました。
電子書籍リーダー。

ソニー 電子書籍リーダー Reader 6型 Wi-Fiモデル レッド PRS-T3S/R/ソニー(SONY)
¥価格不明
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ネットでいろいろと調べた結果と、友人の推薦があってのこの選択ですが、購入してからいじり倒す時間がなく、使い心地については不明です。
iPadとかKindleとか選択肢もありましたが、読書はバックライトがない方が眼のためにいいと思うのと、Kindleはアメリカ基準(横書き・左めくり・著者ソートがファーストネーム順)で作られているので。


またぼちぼちブログ更新もしていきたいです。
3月16日、東京エンデューロ リバーサイドステージというイベントに参加してきました☆



某SNSのロードバイクコミュニティで「一緒に参加しませんか」という呼びかけがあり、女性陣の中でも特にやる気満々のKKさんが「参加しまっす!」と手を上げました。
エンデューロは最低でも二人以上申し込み、四人以下でのチーム構成が必須です。
最初は男女混合チームでの参加を考えていた主催者でしたが、その後男性が続々立候補し、男性だけのチームが成立しそうな雰囲気に。

そこで「じゃ、女性だけのチームを作ろう!」と決意したKKさんに「一緒に走ろうよ~」と誘われてウッカリ乗ってしまったわたし……(^_^;)
KKさんはわたしが紹介した月一女性だけの走行会にも参加し、わたしが行かなかった回にナンパした(笑)KWさんをコミュにも誘い込み、そしてこのエンデューロにも巻き込みました。
なんつー遣り手(笑)


本がともだち

彩湖という湖の畔の公園での周回レース、当日参加者はこんな感じで芝生にシートなんか敷いてのんびりおやつを食べたりおしゃべりしたりしながら交代時間を待ちます。
KKさんはコストコでゲットしたというチョコの大袋を持ってきていましたが、当日はものすごいピーカン晴れ で、チョコは液体に……(笑)

レースに参加する仲間以外にも応援に来てくれたコミュ仲間もいました(´▽`*)



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ロードバイクはスタンドがないので、自立できない子なんです……。



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他のチームで参加していたコミュの仲間が撮ってくれた写真です。
トレインに乗れず1人旅ですよ……辛い。

でも、写真を撮りながらの声援が聞こえたのはうれしかったなぁドキドキ
応援って力になります。



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あと8分くらいで4時間のタイムリミット! というところでスパートをかけるKKさん。


KKさんのゴールでお疲れ様~、などと休憩場所でワイワイ言っていたら、戻ってきたKWさんが「なんか放送で途中経過TOR女子チーム(わたしたちのチーム名)1位って言ってたんだけど……」と言うではありませんか。

KKさんもわたしも「うっそー! え、聞き間違いじゃないの?」とか言いながら、ちょっと期待。


結果、なんと優勝してました(笑)!

まぁ、女子だけのチームは10組しか出ていなかったんですけどね。
2位~4位は有名な自転車ショップのチームだったので、それらを破っての優勝はうれしかったです( ´艸`)




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表彰式です!
左からKKさんKWさん、わたし。



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金メダルです❤(´ω`*)

3人で大興奮でしたが、応援に来てくれた仲間もみんなとっても喜んでくれて、さらにうれしかったです。
なんか祝勝会もやってくれるそうで、恐縮(^^;;


またさらにがんばろーと思いました まる!
フルメーク ウォッシャブル ベースのサイトはこちら♪




モニコレのモニターでいただきました。


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資生堂が発売した、化粧下地として塗って、その後はお湯だけでメイクをオフできる、ベースとクレンジングを兼ねるという優れもの。
すごいですね~!

これさえあれば、旅先でもクレンジングを持って行かなくても簡単にメイクオフができます。


仕事に入ると化粧をしないので、やっとお出掛けの週末を迎えてのお試しです。


photo:01




試供品の袋から絞り出したので、あまり美しくありませんが(笑)



試供品の一袋が一回分のようなので、これを顔全体にのばします。
実のところ、あまり伸びがよくない気がします……。
なんだか微妙に水っぽい印象も。
まぁ、これは好みの問題かも。


唇にも塗って良いそうですが、わたしは最近リップグロスを愛用しているので、とりあえず今回は唇は塗りませんでした。


ファンデのノリはいい感じなのですが、やっぱり肌で滑らないような気がします。
SPF値の高い日焼け止めに感じる、粉っぽさというか、擦ると消しゴムカスが出そうな感じというか。




オフする際にはお湯で洗い流す、とのことですが、最低温度が40度だそうで。
これって普通にお湯に浸かる時の湯船のお湯の温度。
なんというか、顔にそれだけの温度のお湯をつけるのって……なんだかあまり良くなさそうなのですが、どうでしょうか。

お風呂に入りながら40度のお湯で洗ってみましたが、なんだか今ひとつ。
肌に化粧が残っている感じが否めず、結局もう一度クレンジングオイルで洗い直しました。



汗をかいた状態で擦るとメイクが落ちる可能性もある、とのことで、これからの季節はあまり期待できないということ……?



うーん、せっかくのモニターですが、やっぱりこういった一粒で二度おいしいものってどちらも中途半端になりがちで、辛口になっちゃいました。

ごめんなさい。

無名の虎/朝日新聞出版

¥1,365 Amazon.co.jp




『のぼうの城』の映画を観てしばらくは戦国ものブームでした(笑)


そんな時に、書評家の大矢博子さんがラジオで薦めたというツイートをしていて知ったこの作品。
わたしの地元、山梨のお話ですよ!
これは読まねば!




内容 「BOOK」データベースより

もはや戦には出られない。
利き腕をなくし失意の底に沈む侍の軍兵衛。
しかし今度は「水龍」と戦うのだ―。
戦から残された女子衆と力を合わせ、軍兵衛は一大治水工事に命を賭して臨む。
「信玄堤」完成までのドラマに迫る傑作長編。
第4回朝日時代小説大賞受賞作。






山梨県人はみんな大好きな武田信玄公。

県庁所在地である甲府に行くと、駅前に信玄公の像がででーん! と鎮座ましまし、甲府ならずともわたしが帰省の際に利用する塩山駅にも信玄公像はあります。

信玄公の父、武田信虎の悪政に苦しむ民と家臣のために父を追放、甲斐国を継いだ後は、たびたび氾濫しては農民を苦しめた釜無川と御勅使川の治水を行い、信濃国平定、武田騎馬軍団など、戦国大名の中でも後世に名を残した郷土の誇りです。
えっへん。


それはさておいて。

この作品はその釜無川と御勅使川の川除奉行という職務を武田晴信(後に信玄)に命じられた元侍が主人公です。

おお、それはおもしろそうだ! と手に取ったのですが。



が。



この主人公、架空の人物なのだそうで。

ガーン。





戦国時代が大好きなわたしではありますが、戦国ならなんでもいいってもんじゃないのよ。
ちょい役とか脇役ならば、架空の人物でもいいのです。
でもでも、一応川除奉行という大役を仰せつかった人物なのだし、実際にそういうことをした人はいたわけだろうから、キャラ付けはともかくとしても本当にいた人がよかったなぁ……などと、言ってみれば個人的好みの上での難癖をつけながら読んでしまいました。

まぁ、なによりも武田信玄公の影が薄かったのが山梨県人としてちょっと引っかかるところでした。


キャラクター造形も今ひとつ、心に残るものがなかったのが非常に残念です。

辛口ですみませぬ。

雪と珊瑚と/角川書店(角川グループパブリッシング)

¥1,575Amazon.co.jp



図書館の本は返却期限が決まっている&予約して借りられるのを首を長くして待っていたものなので、すぐに読んでしまうのですが、友達から
「これ、おもしろいよ!」
と言われて借りた本はついつい後回しになりがち(^^;;

この本もそんな一冊なのですが、引っ越しが決まったのでその前に読んで返さなくては! と慌てて着手しました(笑)




内容 「BOOK」データベースより

珊瑚、21歳。生まれたばかりの子ども。
明日生きていくのに必要なお金。
追い詰められた状況で、一人の女性と出逢い、滋味ある言葉、温かいスープに、生きる力が息を吹きかえしてゆく―。
シングルマザー、背水の陣のビルドゥング・ストーリー。




梨木さんは『りかさん』しか読んでいませんでしたが、女性同士の、しかも年代の違う人たちの友情というか人情というか……うーむ、なんとも表現しがたいのですが、そういったことを描くことに長けているような気がします。



親である自覚の薄い親に育てられ、高校生の時からほぼ自分の力で生きてきた珊瑚。
同い年の定職も持たない男と若くして結婚して、雪を生みますが、まもなくして離婚。
頼る者もなく、蓄えも底を尽きかけ、働かなければならないけれどまだ赤ちゃんの雪の面倒もみなければならない。
そんなある日偶然見つけた
「赤ちゃん、お預かりします」
のチラシ。

チラシの主くららとの出会いから、身体に優しい食べ物を提供したいと思うようになっていった珊瑚がカフェを開く、という物語です。



何となくちょっと甘いかなぁ と思ってしまうような物語なのですが、キャラクターが1人1人個性的で、特に珊瑚がアルバイトをしていたパン屋の同僚が強烈で、一差しの苦みを加えています。
この苦みは結局中和されることなく終わってしまうのですが、世の中にはこういう人もいるよね、と改めて感じさせられました。


淡々と進む、でもとてもリーダビリティのある物語で、薦められた理由がわかります。
読んでよかったお話でした。