本日は8月27日火曜日。雨。気温20℃。
利尻島1泊2日の最終日。あいにくの雨だ。まだ8月なのに涼しく秋を感じる。宿泊している北国グランドホテルの部屋にはエアコンが無いが多分一番暑い日でも扇風機で十分なのだろう。
朝5時から風呂に入り6:30から朝食だ。
<朝食>
朝はバイキング形式。取りすぎた。
8:30迄様子見していたが雨は止みそうもない。本ぶりだ。散策路系は今日は難しそうだ。
まずは昨日借りたレンタカーで「利尻町博物館」へ。
行く途中海の向こうに7月にフェリーで行った「礼文島」が見える!
<礼文島>
<ここです>
雨を降らせている雲は高いので利尻富士の山頂が見える。
<利尻富士>
9:20に博物館着。まだ雨が降っている。
<利尻町博物館>
「自然・海、人間の調和」をテーマとする博物館。
利尻島の人々の歴史から漁業史、動植物などの固有の文化・自然についての展示が充実している。
<川崎船> タラ釣り漁
波の荒れる12月〜5月、島から26kmの沖合で漁をしていた。朝4時から15時迄7人の漁。極寒の中での長時間労働。大変な激務だったようだが大正時代タラ釣り漁の船は80隻もあったそうだ。
<利尻に渡った熊> 1912年(明治45年)
北海道から利尻島迄20kmの海を泳いで渡って来た熊がいた。島に上陸させないよう大勢の漁師と死闘、最後は撲殺されたそうだ。100年後の2018年にもヒグマ1頭が上陸したが数ヶ月で生息の痕跡は無くなったそうだ。
<利尻島に生息していない哺乳類>
たぬき、ユキウサギ、キタリスなど生息していない
キツネは生息していたが絶滅した。
<生息哺乳類>トド、ゴマアザラシ
トド 3m、1,000kg 10月~5月に回遊 絶滅危惧種
ゴマアザラシも生息している。
<利尻島人口>ピークは1956年(昭和31年)21,727人
※現在の人口利尻島は4,700人、礼文島が2,600人
<利尻の形成>1000万年前
利尻火山の活動期は10万年前から1万年前
<利尻山>
いくたびにも渡る噴火による流れ出た溶岩が積み重なってできた火山だ。
<沼>4つある
姫沼、ギボシ沼、オタドマリ沼、メヌショロ沼
<ウニ>
利尻で獲れるのはエゾバフンウニとキタムラサキウニの2種類。漁獲量は減少傾向。
<ウニ漁の様子>
船から水中メガネで海底を覗き長い棒で捕まえる
次に「沓形岬公園(くつがた)」へ
<沓形岬公園>
<利尻富士>沓形岬からの眺め
頂上だけ見える
<礼文島>
礼文島や夕陽の眺めが美しさ場所として有名。
あいにく今日は見晴らしは悪い。
<音楽碑>
日本の代表歌謡の一つとして有名な詩碑、音楽碑がある
<灯台>沓形岬からの眺め
次に「利尻島の駅海藻の里利尻」へ
<利尻島の駅海藻の里利尻>
施設は築130年程の歴史的建造物を再利用。
石蔵ギャラリーやカフェなどを併設しており利尻の文化や歴史を一緒に感じることができる。
次に「見返台公園(みかえりだい)」へ
<見返台公園>
利尻山の5合目(標高約500m)にある展望台。
展望台へは未舗装の急な階段だ。雨が強いが傘は枝にぶつかりさせない。下は滑るにで途中で諦め。下山する事に。
<途中迄登った散策路>
手すりもなくなり急な坂は雨で滑る
<雲で景色見えない>
次に「富士野園地」へ
<富士野園地>
利尻島の北側にある。ここは東北東に稚内、北西に礼文島の島影が見えるスポットだが今日は見えない。
<ポンモシリ島>
アイヌ語で小さな島と言う意味。
撮影スポットからは陸続きに見える
次に「夕日ヶ丘展望台」へ
<夕日ケ丘展望台>
礼文島が見える
地名の通り日没の名所といわれる標高56mの展望台。
利尻山や礼文島などを見渡せる。
そろそろ12:45だ。レンタカーを返却して空港迄送ってもらおう。飛行機は新千歳行き14:05発だ。
<レンタカー返却>ファリー乗り場だ
ゴリラの背中のような岬がフェリー乗り場のすぐそばに
<空港からの利尻富士> 最後見納めだ
利尻富士、だいぶ雲が無くなって来た。
北広島市の近くの上空写真。住宅が多い!
ここです
札幌滞在も残す所後4日。元部下達が4人きた為車の3列シートが必要になってキャンプ用具や釣り道具など全て車から下ろしてマンションに運んだので今度の引越しは大変だ。明日から準備を始めよう。