本日は8月15日木曜日。晴。気温24℃。


昨晩は気温は27℃と低いが湿度は高く感じた。

今朝も雲が多いがたまに太陽が顔を出す天気だ。


今日も引き続き近隣探索だ。

まずは「サッポロビール博物館」へ

<サッポロビール博物館>


日本で最も歴史のあるビール博物館。ここも明治以降の歴史になるが1876年の北海道開拓事業から受け継がれるサッポロビールの歴史を知りたいと思う。

またサッポロビール博物館とサッポロビール園開拓使館は明治時代の貴重な建造物として北海道遺産に指定されている。

<サッポロビール園開拓史館>


<★サッポロビールの長い煙突>

サッポロビール博物館の見学は11:00からなのでそれ迄周辺を探索しながら待つ事に。

<ビール仕込釜> 博物館横の屋外に展示されている。


麦芽・ホップ・水を混ぜて熱を加えて煮る仕込釜の一部。ドイツ、チーマン社製で直径4m。熱を効率的に伝える為銅で作られている。大阪工場で1961年から40年間、3万回も仕込んだ釜だ。

<ビヤガーデン>


ジンギスカンホールの営業時間は11:30-21:00迄

<メニュー> ジンギスカン5,480円

 ※食べ放題3,800円+飲み放題1,680円


12:00時点で全て満席。すごい人気だ。


<ライラック>


<ガーデングリル>


<ポプラ館>


<セブン&アイ アリオ> 博物館の裏にある。

裏がアリオで縁日広場開催中。一回200円で参加できる。子供が大勢。



<ひまわりから冷たい霧が>


11時だ。やっとサッポロビール博物館へ入れる。

11時開店と同時に次々と入って行く。


<煮沸釜>でかい! 天井が三階、1階から撮影。

 見ずらいが左を歩いている人が小さく見える。


麦汁を沸騰させる工程が味や香りに大きな影響を及し更にここにホップを加える事でビール独特の苦味と香りが付けられるそうだ。

<ビール酵母の純粋培養装置>


<この博物館で得た知識 抜粋>

1.1869年開拓史がはじまる

2.1875年ビール醸造人誕生

 本場ドイツで修行した日本人醸造技師(中川清兵

 衛)を雇い入れて開拓史のビール事業が動き出す

3.1875年北海道で作るべき 村橋久成(ひさなり)

 東京に醸造所建設決定を覆し札幌に醸造所建設

4.1876年ビール醸造所完成 

 北海道でのビールづくりが始まる

5.1877年サッポロビール初出荷

6.1880年サッポロビールの評判高まる

 爽やかな味わいが外国人をはじめ評判となる。

<ビール瓶の写真>


7.1886年官営から民間企業へ

 大倉組商会へ払い下げ、翌年渋沢栄一が発起人と

 なり大倉組から譲り受け「札幌麦酒会社」が設立

<ビール瓶の写真> 左★大倉組ビール


8.1892年ビール醸造の近代化

9.札幌麦酒、東京進出

10.サッポロビールブランド発売

11.生ビール時代を切り開く

 <サッポロびん生>黒ラベル


12.受け継がれるもの作り

 岩内町でアルゼンチンの野生のホップ発見

 麦芽とホップの100%共同契約栽培

どこでもゼロから何かをやり遂げ成功させるには大変な苦労と強い意志と信念を持った人がいるものだがサッポロビールも村橋久成さんと言うリーダーがいたのだ。

<懐かしいポスター>



次に「サッポロさとらんど」へ

<サッポロさとらんど>


<SLバス>電車かと思ったがレールが無い!

1周25分子供150円大人300円


<市民農園> 本日の体験農園の収穫野菜はきゅうり、

 玉ねぎ、ミニトマト、ピーマン、ナス


<ラベンダーの丘>  当然ラベンダーは終わっている


<炊事広場> 

ほとんどが家族連れでバーベキューなど楽しんでいる


<馬車も走っている> 子供200円大人400円


<丘珠縄文遺跡>

この“さとらんど”の造成に先立ち1992年の試掘調査で発見された縄文晩期から続縄文時代の遺跡だ。

炉跡、土器や石器、動物の骨や植物の種が見つかっているそうだ。


<ふれあい広場>

棚に上がらないで!の看板の横で棚の上に上がってエサおねだり中のヤギさん エサ1回100円


<手作り工房まきば館>

<体験牧場 牛の館>

<創立100年記念碑>


明治26年「酪農の父」宇都宮仙太郎らが設立した札幌牛乳搾取組合が今日の雪印乳業、明治乳業、サツラク農協の前身で北海道酪農王国の基礎を築いたそうだ。

<乗馬体験> 1周5分 子供200円 大人500円


<さとらんどセンター>


<ポプラ並木>


<さとらんど市場> 


15時閉店で14:55に購入。値引きシールは無い!

当たり前か。玉レタス200円とレンジで作る十勝ポップコーン270円を購入。

<玉レタス>


<十勝ポップコーン> 

前田農産の黄金のとうもろこし畑

ポスター


<ふわふわ遊具>市場の外では子供達が大勢遊んでいる。


昨日のブログでも言ったが札幌は大きな公園が多い。人口200万人の大都市だから当たり前。でも北海道全道で500万人強。40%が札幌住民という計算だ。一次産業から二次、三次含む全産業の誘致など行い過疎地削減を進めないとこの傾向はますます進む。歴史保存も大切だがこれからの発展して行く歴史作りも重要だと思う。官民力を合わせて進めて行って欲しいと切に思う。

15:00過ぎ。今日は雨に降られなかったばかりか晴れて来た。そろそろ帰ろう。