本日は8月4日日曜日。曇り。気温22℃。


AM4時に外を見ると霧だった。名古屋、大阪は37℃予報だが札幌は26℃迄しか上がらない予報だ。今朝は昨日と同じく風が強い。


パリオリンピック。柔道団体決勝は惜しくもフランスに敗れ銀メダル。でも女子48kg級の角田さんは2階級上の57kg級の選手を巴投げで勝利した。すごい快挙だ。卓球の早田ひなさんは左手故障にもかかわらず銅メダル、バトミントン女子ダブルスもマレーシアに勝って銅メダル。フェンシング女子サーブル団体は開催国フランスに勝って銅メダル!フルーレ団体に続く快挙だ。

サッカー女子準々決勝の日本は延長の末0-1で米国に敗れた。女子バレーボールはケニアにストレート勝ちでC組3位、A組のフランス対米国で米国がストレート負けすると1次リーグ突破できる。僅かな希望だ。ゴルフの松山さんは-11の4位で最終日を向かえる。トップは-14。諦めずに頑張って欲しい。これで今朝時点で金8、銀5、銅9の22個だ。


昨日は神威岬で隣に駐車した車がドア開閉時に強風で煽られ我が車の左スライドドアにぶつかり凹みができたしまった。ショックだ。でも走行には支障がない。相手方もレンタカー会社と保険適用で調整してくれている。強風のせいでお互い辛い思いをしているがこればかりはしょうがない。修理は地元に戻ってから行きつけのディラーさんにお願いしようと思う。凹み具合を行きつけのディーラーさんへ写真を撮り送っておいた。気を取り直して旅を継続しよう。


今日は滞在場所の中島公園から豊平川方面の散策を行う事に。小学5年生の時良く来てた場所なので何か思い出すかもしてない。中島公園入口はここから歩いて5分だ。楽しみだ。マンション前の創成川では鯉が泳いでいるようだ。

<創成川>


確かにコイが泳いでいる。昔より水が綺麗になった?


中島公園は札幌駅からすすきのを結んでいる道路の先にあり豊平川のそばに有る公園だ。今日は雲がかかっている藻岩山を背景に札幌市のほぼ中心部にありながら水と緑が豊かな市民の憩いの場所だ。また「日本の都市公園100選」にも認定されており「菖蒲池」をはじめ国の重要文化財「豊平館」や「八窓庵」などで札幌の生い立ちがしるされている公園だ。

<中島公園案内板>


今日8/4〜9/1迄6か所のポイントを探して回る「walking quest in 中島」が開催されていた。


夏休み期間の子供達対象のイベントなんだろう。

<イベント開催中>  札幌市主催のイベントも開催されている。体力測定、スポーツ体験などをやっているようだ。


<札幌パークホテル>  中島公園から入れるホテルだ


思い出した。確か7歳の時に開業したホテルだ。当時地上11階建ホテルとして大きなニュースになった記憶が有る。60年前の話だ。

<菖蒲池ではボートが!> まだある!昔乗ったボートだ。


<中島公園日本庭園> ここは記憶に無い。


<カモがすぐ近くに> 人に慣れているのか逃げない


<庭園内の小滝> この滝のそばにカモがいたのだ


<八窓庵(はっそうあん)>国指定重要文化財

中には入れ無いが窓越しに撮影


江戸時代初期の大名で茶人の小堀遠州が建てた茶室。(1579年-1647年)。1919年(大正8年)に滋賀県から札幌に運ばれ昭和25年国指定の重要文化財となった。遠州の美意識や茶の湯の心は「綺麗さび」。錆ではない。ワビサビのサビだ。笑

<関守石(せきもりいし)>

ショロ縄やワラビ縄で十文字に結んだ小石で茶道の作法で「これより先に入るのはご遠慮ください」の意味で石が置かれる


<日本庭園>


<水琴窟(すいきんくつ)>本当に音が聞こえる。

 ビデオに撮って後からも音が聞こえるように。


日本庭園の技法の一つ。洞窟内で水滴が落ちた時発生する反響音を楽しむ技法。水の流れの音が聞こえる。ワビサビ

<綺麗に整備されている>


次に喫茶セット観覧券600円を支払い入館する事に

<豊平館>  1964年(昭和39年)に国指定重要文化財

  ここにも入った記憶がない。


豊平館は1880年(明治13年)に開拓使により建てられた洋造ホテル。1881年に明治天皇が滞在、以降大正、昭和の3代の天皇が滞在した由緒ある建物だ。ただ太平洋戦争が始まって2年後の1943年に陸軍北部軍の占有となり営業は中止され陸軍の宿舎として利用された。1946年には進駐軍が三越札幌支店を接収しその三越が豊平館で営業。1947年に札幌市に戻った歴史が有る。貴重な建築物を残そうと1958年この中島公園へ移築保存されたそうだ。

※記憶 札幌駅近くに五番館と言う百貨店があったな

 その向かいには不二家パーラーがありアイスクリームの

 天ぷらを食べた記憶が蘇ってきた。今はどちらも無い。

<ロビーシャンデリア>


<百合の間> 天井中心飾に用いられたモチーフ百合


全ての部屋が天井に飾られてモチーフの名前が付いている。2階に上がる階段は急勾配だった。足の悪くなった昔の人は大変だったな。しんどい!


<紫の間>天井中心の紫草を室名にした


<大正天皇が使用した椅子があった>

<寝台> 昔は空調設備が無く窓を開けていたので

    蚊帳が付いている


<優雅にコーヒーを>最後に豊平館客間を独り占め


豊平館を出ると札幌市天文台が。

<札幌市天文台>


そういえば明日8/5の夕方西北西の低空で金星としし座の1等星レグルスが大接近する。獅子座は自分の誕生日の星座なのだ。恒星同士だと接近する事はない。接近するのはレグルスは恒星で動かないが金星は太陽系の惑星で惑い(まどい)の星だからだ。


この近くには札幌コンサートホールがある。

<札幌コンサートホール>多くの人が溢れている


大日本吹奏楽コンクール北海道予選札幌地区大会が開催されているようだ。小学校や中学生、先生や両親と思われる人達が大勢いた。

<北海道立文学館>  ここは静かだ。

 絵本作家の降矢ななさんの原画展が開催されていた。


我が世代は深夜ラジオの”セイ!ヤング世代“。当時文化放送のDJだった落合恵子(レモンちゃん)のクレヨンハウス、児童書が有名だったな。もう知っている人は少ないと思うが。

<伊夜日子神社(やひこ)神社


釧路にも新潟出身者が建造した神社があったが、ここでも屯田兵時代新潟から札幌へ移住した人達が建造した神社を発見。彌彦(弥彦・伊夜日子)神社は本社が由緒ある新潟県の彌彦神社。天之香具山命(あめのかぐやまのみこと)を祀っている。

<幌平橋ポーランド広場>

<幌平橋の歩道(ポーランド広場> 歩道にベンチが!


1959年札幌市と米国オレゴン州ポーランド市との姉妹都市提携がされ35周年の1994年ポーランド市長率いる交流団が訪れた時を記念して幌平橋の歩道空間を“ポーランド広場”と命名したそうだ。

<幌平橋ポーランド広場からの札幌市内方面の眺め>


幌平橋から南大橋、7条大橋迄歩く事に。

<豊平川から見る中心部のビル群> 高層ビルが多い


<豊平川に海鳥?>


現在滞在している21階のマンションで夜、海鳥のような鳴き声をよく聞く。ネットで調べると札幌の市街地でもかもめの繁殖が確認されているそうだ。海から離れている札幌の地で何故カモメが?

<豊平川>


昔、毎週土曜日午後に定鉄バスに乗って通っていた理科実験教室で水質調査をしにこの辺の豊平川に来てたな。

そういえば中央バスやJRバス(当時は国鉄バス)は見かけたが定鉄バスは無くなった?当時定山渓鉄道があったから定鉄バスもあったのだ。


色々昔を思い出しながら散策してきた。満足だ。そしてやっとすすきのに戻って来た。今日の歩数は現時点で13,000歩。少し肌寒いぐらいだったが散策には丁度良い気候だ。しかし良く歩いた。ただ今16時過ぎ。すすきの交差点にあるダイイチで買い物して帰ろう。