本日は7月6日土曜日。曇り。気温24℃。
雲が低くどんよりしている。今日は午後から雨の予報だ。明日から稚内、礼文島方面の2泊3日の旅に出る。なので今日はたくさん回らずアイヌ文化や地域の歴史、自然、街の歩みなどの情報を入手できる「旭川市博物館」へ行く事にした。
<旭川市博物館>
入館料350円を支払い中へ。昨日の旭山動物園の半券があればさらに40円引きと言われたが捨ててしまった。今日の半券は残しておこう。
※井上靖記念館、道立美術館、彫刻美術館、科学館等
行く時に割引されるそうだ
博物館に入るとまずアイヌ文化の展示だった。
<サケの民>
10世紀擦文時代中頃(本州は平安時代)の風景だ。
男衆は秋から冬になるまでサケ漁を続け交易で本州
の品物を手に入れていたようだ。交易はもうこの頃
から行われていたのだ。
<アイヌの鍛冶屋>
この時代も技術を持った人は他の村に出向いて狩
の道具などの作ったり、修理してあげてたんだ。
<大地を耕す>
アイヌが全道各地で農業を盛んに行っていたと言
う事実がたくさん発見されているようだ。ただ米
の栽培ではなくアワ、キビ、ヒエ、大麦などの栽
培が主だった。
※北海道に弥生時代がないのは稲作文化が無いからだ
と思っていたが米以外の農業は行っていたんだ!
アイヌの活動圏はオホーツク人を排除同化しながらサハリン、千島、中国大陸、カムチャッカと拡大していったとの事
<展示物>ずいぶん多方面に活動範囲を広げていた!
1264年アイヌとモンゴル帝国の元との戦いで元は
兵1万人と船1000艘を派遣してアイヌを攻撃したとの事。中国側の史料「元史」などに記録されているそうだ。知らなかった!
<屯田兵の家>
屯田兵はこのような住居で-20℃を下回る中、寒かったんだろうな。
<先土器時代 〜9000年前>
黒曜石
旭川では黒曜石が取れず白滝村や置戸町産地のものが発掘されている。
9000年前に既に広範囲で移動していたのだ
<北海道式古墳>8世紀頃の江別や恵庭で作られた
北海道にも古墳があった
<旭川の地酒>
明治24年の「笠の雪」が始まりとの事。この時代から
蔵元があったのか。45年前にも男山や北の誉は既に飲
んだ記憶がある。
いろいろ情報収集できた。外に出ると雨が降っている。
これから明日からの長旅に備えてエンジンオイルの交換に行こうと思う。1ヶ月前、半年点検でオイル交換したばかりだが1ヶ月で5000km走ってしまった。エンジンかけるたび交換アラームが出ている。2泊3日で車が不調になるのは最悪なので事前保守は早め早めがいいだろう。