本日は7月1日月曜日。霧・曇。16℃。 

今日は釧路から旭川への移動開始の日。昨日迄の4日間釧路は晴れた。お陰様で釧路湿原の見たかった所が見れた。ありがたい事だ。これから途中の名所を見ながら層雲峡に向かう。層雲峡は雨の予報だ。


まずは168km離れた然別湖(しかりべつこ) へ。遠い!

途中「道の駅 しほろ温泉」で休憩。ここは宿泊施設や足湯もある道の駅だ。

<道の駅 しほろ温泉> 然別湖迄、あと47km


士幌にはもう一つ「道の駅 ピア21士幌」があった

<道の駅 ピア21しほろ>


<然別湖>小雨が降っている


ここは原生林に包まれた天空の湖。大雪山国立公園で唯一の自然湖だ。周囲13.8km最大深度は99m。

北海道の7つの国立公園の内、今回の旅で訪れた5番目の国立公園になる。

※訪れた国立公園

 釧路湿原・阿寒摩周・知床・日高山脈襟裳十勝

 大雪山

 残2つ 利尻礼文サロベツ 支笏洞爺

<然別湖からの展望>

 然別湖の近くには爆裂火口によって形成された駒

 止湖(こまどめこ)と東雲湖(しののめこ)もある


<然別湖ネイチャーセンター>


ミヤベイワナ(オショロコマの亜種)など貴重な動植物が生息している


次に「ひがし大雪自然館」へ。

道中、車がすれ違えないような崖道があった。怖かった。

<ひがし大雪自然館> 

音更川(おとふけがわ)や糠平湖(ぬかびらこ)の近く


ここは東大雪の自然と観光の情報発信拠点のようだ。ビジターセンターと博物館が合築(がっちく)した施設との事。動物のはく製や昆虫標本、ジオラマ、パネルなどがあり東大雪の自然を学べる。 

<ひがし大雪自然館の様子>きれいだ。ビデオ説明もある


 剥製 絶滅したエゾオオカミ> 既に絶滅

 ニホンオオカミより大きい 体長120cm


<標本>


次に「タウシュベツ展望台」へ。

<タウシュベツ展望台入口> 

 5/13、5/31にヒグマの目撃情報あり!


<国道273号から180m歩いた所にある>

熊に注意しながら歩く事に。

こんな道です


<タウシュベツ川橋梁>だいぶ朽ちてきている

北海道遺産に指定された旧国鉄士幌線の歴史ある鉄道橋「タウシュベツ川橋梁(きょうりょう)」が1955年(昭和30年)ダム建設により糠平湖(ぬかびらこ)の底に沈んだが、水位が下がる1月頃から夏頃には橋を展望できる。連続するアーチをもつコンクリート橋だが風化が進んだ事もあり古代遺跡のように見える。美しい。

<途中ミズナラの巨木が>



次に「旧幌加駅跡(ほろか) 」へ行こうと思ったが熊目撃情報があり断念。1987年(昭和62年)全線廃止となった旧国鉄士幌線の旧士幌駅のプラットホームとポイントを含む線路が残っているとの事だったが残念。


次に「三国峠展望台」へ。だいぶ雨が降ってきた。しかも強風。車も横風を受けスピードダウンさせたほどだ。

ここは北海道の国道で最も標高の高い峠だ。かろうじて展望できる。

<三国峠展望台>


<景色>


三国峠は石狩、十勝、北見の境界に位置することから「三国」の名がある。峠の標高は1139mと北海道の国道では最も高い。峠の十勝側には三国峠カフェが営業しており3グループ程が入っていた。


次に「層雲峡大函(おおばこ)」へ。着いたが風も雨もひどく誰もいない。写真だけは撮ろうと外へ。

<大雨の大函の風景> 風で傘がひっくり返った

荒々しい断崖絶壁を間近に見れるが傘がひっくり返り写真が上手く撮れない。層雲峡の渓谷美を間近で見ることができる景勝ポイントだがこの写真でOKとしよう。


調べると渓谷奥の石狩川の両岸に柱状節理(ちゅうじょうせつり)と呼ばれる独特の形状の岩が垂直な壁のように迫っているそうで、石狩川の流れに侵食され1万年以上の歳月をかけてできた天然の造形と言われている。


今日はこの雨と風だ。諦めて今日の宿泊する「層雲峡温泉朝陽リゾートホテル」へ行こう。

<層雲峡の渓谷> ホテルに行く途中の景色


<層雲峡温泉朝陽リゾートホテル>

16時チェックイン。