本日は6月16日日曜日。天気雨。気温15℃。
本土の方は梅雨入りが遅れているが、釧路に来てからカラッとした快晴の日はなく綺麗だと言われる釧路の夕陽をまだ一度も見ていない。
昨日行ったレストランの方に聞くと秋から春にかけてよく晴れて夕陽が綺麗だが6月から8月にかけてはガスがかかる事が多いとの事。釧路に滞在する残り15日間で夕陽が見れるか心配だ。
天気予報も曇りのち雨なので今日は観光をやめ、昨日行った1805年に建造された「厚岸国泰寺」が何故争いも起きず厚岸エリアのアイヌに受け入れられたのか。興味を持った。
和人にとって寺を作った理由は江戸幕府が蝦夷の地も管理している事をロシアに示す対策だった。これはアイヌにしてみれば全く理由にならない。そればかりか自分達の地に勝手に和人が来ただけという認識のはず。しかも仏教はアイヌにとっては未知の宗教。自分達の神を信じていたアイヌにとって受け入れがたいはず。なのに和人とアイヌの関係は穏やかで争いは起きなかった。何故か?
前回ブログで紹介した「北海道の歴史がわかる本」で調べて見る事に。
1805年国泰寺建造の16年前に遡った1789年には「クナシリ・メナアイヌの戦い」が起きている。この戦いはクナシリ島のアイヌ41人と根室標津(メナ)に住むアイヌ89人により71人の和人が殺害された事件。和人で生き残ったのは僅か4人。その内2人はたまたまクナシリ島にラッコ猟に来ていた“厚岸のアイヌ首長イコイト”に救われたと記されている。これより120年前の1666年の「シャクシャインの戦い」とは違いこの頃のアイヌは一枚岩で無く厚岸のアイヌ首長は友好的だったのだ。
このあたりが国泰寺建造がすんなり行った要因のひとつなのかもしれない。全くの素人が流し読みしただけの知識なので違うかもしれないが。
本を読んでいる内に日がさして来た。そこで「釧路大規模運動公園」の「ウィンドヒル釧路スーパーアリーナ」に行く事に。
ここは野球場2つにソフトボール場、陸上競技場2つにゲートボール場やテニスコート、自然ふれあい広場が有る本当に大規模な運動公園だ。
<案内板>
まずスーパーアリーナに入って見る事に。
<スーパーアリーナ>
入口に入ると土足厳禁という事で靴を脱いで入館。
今日はメインアリーナでは市長杯争奪のバスケット大会をやっているようだ。最近のバスケブームはすごいと思う。
3階は展望台。誰でも入って良い見たいなのでエレベーターで3階へ。
<展望台の様子>非常に綺麗
<見晴らしも最高>
<望遠撮影>緑の丘の後ろの薄い色の山が摩周岳、左の地表にあるのが岩保木水門(いわぼっきすいもん)
次に木道を歩く事に。
<木道 野犬が鹿を襲う事例が出ているようだ>
次に2350mのジョギングコースを歩いて見る事に。
<施設内の公園で子供達が集まっていた>